ハードウェア

スマホの充電時間を短縮するために必要な充電電力を調べて最適化できる「The Practical Meter」


スマートフォンの充電時間は充電機器によって違うようですが、充電中のスマートフォンの充電電力をインジケーターで表示してお知らせしてくれるデバイス「The Practical Meter」が登場しました。The Practical Meterで充電中の電力を調べれば、充電完了までかかる時間がわかります。また、最高電力で充電していないことが判明した場合には、最高電力での充電を可能にしたケーブル「Charging Tips」を使えばより短時間で充電が完了するようにできます。

The Practical Meter: Know your power! by David Toledo — Kickstarter
http://www.kickstarter.com/projects/david-toledo/the-practical-meter-know-your-power

The Practical MeterとCharging Tipsを使ってスマートフォンを充電している様子は以下のムービーから確認できます。

The Practical Meter: Know your power! by David Toledo — Kickstarter


The Practical Meterは表面に付いている5つのバーで充電中の電力を表示してくれるUSBアダプタ。


本体の大きさは1.75インチ(約4.45センチメートル)×0.75インチ(約1.9センチメートル)となっており、バー1つは1ワットで充電しているという意味。充電にかかる時間は下記のグラフのようになり、例えばiPhoneを5ワットで充電すると完了まで約1.5時間かかり、1ワットで充電すると約8時間かかる、というわけです。


デスクトップPCのUSBポートから充電中のiPhoneの充電電力をThe Practical Meterを使って調べてみると、最高電力5ワットの約半分である2.5ワットしか出ていませんでした。


ノートPCのUSBポートから充電しているAndroid搭載スマートフォンもiPhoneと同様に充電電力を計測したところ、2.5ワットしか出ておらず、充電には約4時間かかることになります。


iPhoneをMacbookから充電してみると、最高電力の5ワットで充電されており、充電には約1.5時間しかかかりません。実は、充電ケーブルやポートの規格が違うと、最高電力で充電できないといった現象が起こるそうです。


そこで、いつでも最高電力5ワットでの充電を可能にしてしまうのがCharging Tipsで、mini USB・micro USB・Dockコネクタに対応しています。


iPhoneを同じPCから充電した場合でも、Charging Tipsをつければ約1.5時間で充電完了し、何もなしで充電した場合より2.5時間早く充電が完了します。


Charging Tipsには、常に最高電力での充電を可能にするため、特別な回路が埋め込まれているとのこと。


The Practical MeterとCharging TipsはKickstarterで出資を募っている最中ですが、記事執筆時点では目標額の9999ドル(約100万円)を超える5万6600ドル(約560万円)を集めており、商品化はほぼ確実。7ドル(約700円)出資すればCharging Tips1つをゲット可能、19ドル(約1900円)の出資でPractical MeterとCharging Tipsを1つずつ手に入れることができ、日本への発送は別途5ドル(約500円)かかります。なお、締め切りは日本時間の7月26日午前1時21分となっています。


・つづき
スマホの充電状態を最適化して充電時間を短縮させる充電器「Practical Meter&Charging Tips」レビュー - GIGAZINE

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in ハードウェア,   動画, Posted by darkhorse_log

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