メモ

Google創設者ラリー・ペイジ氏が自らの声についてGoogle+で真相を語る

By niallkennedy

Googleの共同創業者でありCEOのラリー・ペイジ氏は去年の6月から声が出なくなったことを理由に、業績発表や開発者カンファレンスなどに同年の10月まで姿を現すことはありませんでしたが、Google主催の開発者イベント「Google I/O」を明日に控えた今日、自身のGoogle+で自らの声について真相を語っています。

Larry Page - Google+ - About 14 years ago, I got a bad cold, and my voice beca...
https://plus.google.com/+LarryPage/posts/aqy6DvvLJY1

今から14年前、26歳のときにペイジ氏はひどい風邪をひいて声がかすれてしまいました。当初はあまり心配をしていなかったペイジ氏ですが、声がまったく戻らないことから病院に行ったところ、左の声帯が麻痺している「片側声帯麻痺」であることがわかりました。

高度な検査にもかかわらず、ペイジ氏の声帯麻痺の原因は不明のまま。この病気では発症原因が不明というのは一般的なことだそうで、ペイジ氏は声が少し弱くなったぐらいで実生活に支障は出なかったものの、残った右側の声帯が麻痺することへの不安が残ることになりました。

By iDanSimpson

片側声帯麻痺の一般的な症状は、会話中に息切れしたり、かすれ声が出たりするというもので、これが両側の声帯麻痺となると呼吸困難や、全く声が出ないという症状になります。心配したペイジ氏に、医師は「もう一方の声帯まで麻痺するという事例は非常にまれです」と説明しました。

昨年の夏、ペイジ氏は14年前と同じように声が枯れるひどい風邪をひきました。そして医師の診断を受けたところ、麻痺していなかった右側の声帯も適切に動かなくなっていることがわかりました。前回と同様、症状が出た原因は不明。

By Soumyadeep Paul

昨年から「声の調子が段々よくなってきている」という意見が周りから出るようになり、、現在は非常に幸運であったとペイジ氏は感じているとのこと。

声帯が麻痺してしまった経験から、声の病気について多くを学んだペイジ氏は、声帯麻痺の原因を解明中に出会ったハーバード大学医学大学院の教授であり、マサチューセッツ総合病院マサチューセッツ総合病院ボイスセンターの院長であるスティーブン・ゼイテルス医師が率いる「ボイスヘルス研究所」の研究プログラムに資金提供することを決定しています。

By ReSurge International

ペイジ氏は、ずっと支え続けてくれた自身の妻であるルーシーさんや、まだお礼を伝えることができてない友人に向けて感謝の言葉で今回の声明を締めています。

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in メモ, Posted by darkhorse_log

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