貧しい身の上から大成功したビリオネア8人に共通するちょっとした戦略
By rutty
親からの遺産などを受け継がないで、自分自身で起業し純資産10億ドル(1000億円)以上を所持するビリオネアまで登り詰めた人は巨大なリスクを冒した勝負を乗り越え現在の成功を手にしています。何もないゼロの状態からビリオネアになった人の間には、共通する小さなビジネス戦略があるようで、スタートアップ企業のFunders and FoundersがBloomberg Billionairesのデータを元に作成したインフォグラフィックを「From Poor To Rich(貧困から富豪へ)」として公開しています。
The Habits of Self-Made Billionaires (Infographic) | Entrepreneur.com
http://www.entrepreneur.com/article/226514?hootPostID=409d47aafaf765ece696fedc4e3aa72e
全世界で最も裕福な100人のうち、27人は親の資産を引き継いだ人たちで、残りの73人は自分自身でビリオネアの道を切り開きました。
自分自身でビリオネアまで登り詰めた73人の中で、18人は大学もしくは専門学校を卒業しておらず、36人は貧しい家の産まれとのこと。しかしながら何人かのビリオネアは、貧しい家の産まれで、さらに大学などにも行ってないようです。その人たちとは……
ラリー・エリソン、李嘉誠、レオナルド・デル・ベッキオ、アマンシオ・オルテガ、ジョン・フレドリクセン、シェルドン・アデルソン、イングヴァル・カンプラード、フランコイス・ピノールトの8人です。8人中3人は両親のいない孤児として育ち、残りの5人は親がブルーカラーでした。
この8人の中にはいくつか共通するビジネス戦略があり、全員に共通するのが「誰よりも早くトレンドを認識したこと」です。次に多い5人に共通することは、「人生で苦しい時期にも関わらず投資したこと」で、4人が経験していることは「倒産した会社を買収」「今の会社を立ち上げる前に、別のビジネスに挑戦」とのこと。8人中3人に共通していることは3つあり「部下の業務に強く干渉するマイクロマネジャー」「社員と食事をとっていたこと」「人生を変える契約を結んだこと」です。
8人の起業家は苦労の時代を過ごし、さらに巨大なリスクを負った勝負を乗り越え成功というゴールにたどり着きました。ラリー・エリソンはソフトウェア会社のオラクルの共同創設者兼CEOであり、李嘉誠は香港最大の企業グループ長江実業の創設者兼会長、アマンシオ・オルテガはZARAを運営するアパレルメーカーであるインディテックス社の創業者、イングヴァル・カンプラードは日本にも進出している家具販売店イケアの創業者です。裕福ではない家に育ち大学で教育を受けることなくビリオネアに成った8人は、努力をすれば不可能なことなど何もないことを体現しています。
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