ライカのレンズが職人の手でどれほど丁寧に作られているのかがよくわかるムービー「Leica Lenses」
アンティークとしてコレクションにしている人もいるほど人気のライカは、実際にどのように作られているのか?ということで、その製造工程がムービーで公開されています。レンズを磨く作業からシリアルナンバーの塗装、組み立て作業まで、熟練の職人によって手作業で行われているという知られざる製造の実態を記録したムービーは以下から再生可能です。
Leica Lenses (English) on Vimeo
http://vimeo.com/26251829
ライカのレンズには100種類もの光学ガラスを使用。
職人の手によって60以上の品質チェックが行われます。
レンズの表面を磨き、なめらかにする技術はライカによって発展させられてきました。
細かい部分まで磨いていきます。
製造工程は30以上。
すべて手作業によって行われます。
反射防止膜をコーティングする前に、レンズを洗ってきれいにします。
ずらりと並べられたレンズ。
レンズ・エレメントのエッジも全て手作業で黒く塗られていきます。
接合レンズの接着作業。
材質の違うガラスを貼り合わせる事により、色収差を除去します。
段々と仕上げ作業に入ってきました。ライティングしつつハケでレンズについた埃などを落とします。
シリアルナンバーが掘られ……
一つ一つ手作業で塗装されていきます。
真剣な表情の男性技術者。
キュキュッと磨けばクッキリと文字が出現。
カメラに刻まれた番号は今後何十年もの時間が過ぎ去ったとしてもそう簡単に消えてしまうことはありません。
マウントにレンズを挿入する作業には熟練の技術と優れた目が必要です。
レンズが問題なく動作するかしっかり確認。
レンズは通常、およそ100個のパーツから成り立っています。
青い接着材に工具の先をひたして……
パフォーマンスを最大にすべく慎重にパーツを取り付けていきます。
組み立てが終わったレンズは機能に問題がないかを確かめる点検とテストを経たあと、出荷されていきます。
そして驚くほど丁寧に、手作業で作られたライカのレンズはユーザーの手に渡り、美しい写真で人々を魅了するというわけです。
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