GoogleがAIボットによる検索結果スクレイピングを防ぐためパススルーURLとして「google.com/goto」の展開を開始
GoogleがGoogle検索の検索結果ページがスクレイピングされることを防ぐために、「google.com/goto」というパススルーURLを追加し始めたことが明らかになりました。
Google Search Rolling Out google.com/goto Tracking Parameters
https://www.seroundtable.com/google-search-goto-tracking-41957.html
Google confirms deploying goto URL redirects to search results links
https://searchengineland.com/google-confirms-deploying-goto-url-redirects-to-search-results-links-485926
Googleは2026年7月から、Google検索の検索結果ページに表示されるリンクに「google.com/goto」というパススルーURLを追加してきました。ユーザーが検索結果ページに表示されているリンクをクリックすると、直接ウェブサイトに移動するのではなく、Googleが用意した「google.com/goto」というパススルーURLを中継して、本来のウェブページへと移動するようになっています。
このパススルーURLはサードパーティーツールやAI企業による検索結果のスクレイピングを防ぐためのGoogleの取り組みのように見えると、検索エンジン関連メディアのSearch Engine Roundtableは報じています。
Search Engine RoundtableがGoogleにこのパススルーURLについて問い合わせたところ、同社の広報担当者から「Googleは進化する不正行為に対して、技術的な対策を講じてきた長い歴史を持っています。サービスとユーザーを保護するため、Googleは定期的に対策を講じています」と述べ、google.com/gotoがボットによるスクレイピングを防ぐための対策であることを示唆しました。
Google検索における検索結果を分析するためのツールを提供するNozzleのデレク・パーキンスCEOは、「Googleはすべてのクライアントサイドリンクをgoogle.com/gotoというサーバーサイドリダイレクトに置き換えるアンチボット対策をテストしてきました。8月の第1週に最初の主要なテストが報じられ、今朝時点でいくつかの住宅用IPプロバイダーでほぼ100%の展開が見られるようになりました」と語っています。
Google has been testing anti-bot measures that eliminate all client side links in favor of google. com/goto... server side redirects. It was widely reported the first week of August from the first major test, and as of this morning, we're seeing near 100% rollout across several… pic.twitter.com/xLEtH4jjL4
— Derek Perkins (@Derek_Perkins) August 26, 2026
以下のグラフは過去4カ月間で取得した、SERP(検索結果ページ)に表示されるgoogle.com/gotoリンクの割合を示すグラフです。6月中旬頃から微量ながら定期的にgoogle.com/gotoリンクが検出されるようになり、8月に入ってからその量が激増。一時的にgoogle.com/gotoリンクの割合が100%というタイミングが2度発生しています。
Googleがgoogle.com/gotoというパススルーURLを追加した理由は、サードパーティーツールやサービス、スクレイパー、AIエンジンなどがGoogle検索の検索結果をスクレイピングすることを困難にするためと考えられます。実際、Googleは検索結果を違法にスクレイピングしたとしてSerpApiを訴えており、一度は訴えが棄却されたものの2026年8月に修正訴状を提出済みです。
Googleが「検索結果を違法にスクレイピングしている」としてSerpApiを提訴 - GIGAZINE

パススルーURLの追加による一般ユーザーへの影響は、リンクをマウスオーバーした際にパススルーURLが表示されるという点以外ありません。しかし、サードパーティー製のトラッキングツールなどを利用している場合、それらのツールが何らかの影響を受ける可能性があるとSearch Engine Landは指摘。そのため、その種のツールを利用しているユーザーに対しては、「今後数日間で何か異常が見られる場合は、ツール提供元に連絡して、対応策があるかどうかを確認してください」と警告しています。
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in AI, ネットサービス, Posted by logu_ii
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