食料の常温・冷蔵・冷凍での保存可能期間が一目で分かる図「The Shelf Life of Food」

By Marisa | Food in Jars

アメリカ合衆国農務省やアメリカ食品医薬品局のデータを元にフルーツ、野菜、肉、乳製品などの消費期限を視覚化したのが「The Shelf Life of Food」です。消費期限は「常温」「冷蔵」「冷凍」の3種類が表示されており、どの保存方法が最も適しているのかが一目でわかるようになっています。

The Shelf Life of Food | Visual.ly
http://visual.ly/shelf-life-food


食品はカテゴリーごとに色分けされており、左から「カウンター/食料貯蔵室」「冷蔵庫」「冷凍庫」の3つの方法で保存した時の保存可能期間が記載されています。まず、果物から見てみると、3つの保存法において最も日持ちするのがリンゴで、カウンターや食料貯蔵室、つまり常温なら2~4週間、冷蔵庫で1~2ヶ月、冷凍庫なら1年間保存することも可能です。桃やイチゴは常温・冷蔵庫ではあまり日持ちしないのですが、冷凍庫なら6~12ヶ月保存することができ、反対にレモンは常温なら2~4週間、冷蔵庫なら1~2ヶ月保存可能なのですが、冷凍庫では他のフルーツより保存がきかず、3~4ヶ月で食べてしまう必要があります。なお、最も保存がきかないのがバナナで、冷凍であっても2~3ヶ月が限界のようです。


続いては野菜。常温・冷蔵では短命の野菜は冷凍によって消費期限が伸び、8~12ヶ月の保存ができるものが殆どなのですが、ジャガイモとレタスは冷凍不可。またレタスやインゲンマメは1日であっても常温保存を避けたほうがいいとのこと。


バターやチーズは冷凍すれば6~9ヶ月の保存が可能ですが、やわらかいチーズについては常温だと数時間が限界。反対にハード系のチーズはもともと保存食として水分を抜いて作られているので、常温で1~3ヶ月保存しても大丈夫。卵は冷凍不可とありますが、これは中身が膨張して殻が割れてしまうためで、中身を取り出せば冷凍は可能なようです。


ベーコンやハムなど、肉関係はいずれもあまり保存がきかず、冷凍であってもベーコンが4ヶ月、ハンバーガーのパテやステーキは6~8ヶ月が限界。一方、チキンの冷蔵庫での保存は1~2日が限界ですが、冷凍にすると丸1年も保存が可能とのこと。


魚の場合も冷凍保存で大体6~9ヶ月の間食べることが可能です。


また、食パンは常温で5~7日、冷蔵庫で1~2週間、冷凍で2~3ヶ月保存がききます。


その他、調味料などを見てみるとケチャップ・マヨネーズ・ソーダはいずれも冷凍ができず、開栓後は常温でも冷蔵でもあまり保存可能期間に差はありません。一方、ハチミツは常温・冷蔵・冷凍のいずれにおいても無期限の保存が可能。ただし冷蔵保存すると糖分が結晶化してしまうので、あまりオススメではないようです。


なお、マカロニチーズ・ピザ・サンドイッチなどの残り物についてはすべて数日間が限界なので、早めに食べきりましょう。

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