動画

3Dプリンタで作った銃が600発以上の連射に耐えることをムービーで証明


以前、3Dプリンタで銃を作るプロジェクトで借りていた3Dプリンターが没収されるという話がありましたが、そのプロジェクトを進めていた非営利団体(NPO)Defense Distributedが、600発以上の連射に耐える3Dプリンタで作った銃を完成させました。実際にこの様子はYouTubeにて公開されています。

DefDist Printed AR Lower - Part III - YouTube


ムービーの前半はとにかく撃ちまくることに終始。ちなみに、銃全体が3Dプリントされているのではなく「ロアレシーバー」と呼ばれる部分(画像では右手で掴んでいるトリガー周辺の白いパーツ)が3Dプリントされています。この部分は銃の心臓部にあたるためアメリカでも売買が規制されており、一般に販売するのであれば銃器製造業の免許が必要になりますが、個人が私用目的で作るだけであれば違法にはなりません。


弾倉を交換して……


さらに撃って撃って撃ちまくり。


600発以上を連続で撃ったものの、ロアレシーバーが壊れることはありませんでした。


テストは用意した弾がなくなったので終わっただけで、スタッフによると1000発以上でも大丈夫なようです。


これが印刷(造形)中の様子。


このCADデータは誰でもダウンロードすることが可能で、今までに1万人以上がダウンロードしており、BitTorrent経由ではもっと多くの人が入手しているとのこと。


ロアレシーバーだけを手に入れても何もできませんが、Defense Distributedでは将来的に全パーツを印刷できるシステムの構築を考えているそうです。

この記事のタイトルとURLをコピーする

・関連記事
3Dプリンタで銃を作るプロジェクトで借りていた3Dプリンターが没収される - GIGAZINE

わずか20万円台で買える3Dプリンター「Replicator2」実機使用レビュー、実際に立体物を作るとこんな感じに - GIGAZINE

実銃を使って3Dシューティングゲームを遊ぶ方法 - GIGAZINE

水中で銃を撃ったら銃弾はどうなるのか実際に試したムービー - GIGAZINE

究極の3Dゲーム向けガンコントローラー「VR Game Gun」を簡単・安価に自作する - GIGAZINE

in 動画, Posted by logc_nt

You can read the machine translated English article here.