「Surface Pro」の内部部品が丸わかりの徹底分解レポートをiFixitが公開
iPadやAndroidタブレット、そして薄型軽量ノートPCであるUltrabook(ウルトラブック)のライバルとしてマイクロソフトが万を持して市場に投下したWindows8搭載マシンが「Surface Pro」です。
Surface Windows 8 Pro is powerful
http://www.microsoft.com/Surface/en-us/surface-with-windows-8-pro/home
今回はその最新モデルをiFixitが発売直後にもかかわらずバラバラに分解している様子を公開しているので、内部部品の詳細などをチェックしてみることにしましょう。
Microsoft Surface Pro Teardown - iFixit
http://www.ifixit.com/Teardown/Microsoft+Surface+Pro+Teardown/12842/
分解前の姿。
側面。
まずは背面にあるスタンドを取り外します。
ディスプレイは本体に粘着剤で貼り付けられているので、ドライヤーで温めて粘着力を弱めて分解。
隙間にギターピックのようなものを押し込んでグイグイとディスプレイを分離します。
パカッ。
本体の縁にはこんな感じで粘着剤がこびりついています。
ディスプレイの裏側。
タッチセンサーはワコム製。
ディスプレイのドライバーはサムスンのもの。
本体内部。
どんどんネジを外していきます。
フレームが外れました。
中央にはフロントカメラが付いています。
次はマザーボードの取り外し。
両サイドのパーツも取ってしまいます。
リボンケーブルを抜いてボリュームボタンをリムーブ。
本体の下部(写真は上下逆で撮影)にあるマザーボードとフレームをつなぐケーブルを抜きます。
するとこんな感じで基板が外れます。
ネジを回してSSDをマザーボードからリムーブ。
搭載されているのはマイクロン社製の64GBモデル。
表面のシールを剥がすとこんな感じ。
裏側。
冷却用のファンは左右に1つずつ搭載されています。
「Surface Pro」のファン(左)を「Macbook Pro」のファン(右上)、10セントコイン(左下)と比較した写真は以下の通り。
マイクロン製のメモリーを基盤の中央に搭載。
CPUはインテルのCore i5-3317U。
取り外したスピーカー。
キーボードドック用のコネクター。
電源コネクター用のリボンケーブル。
背面カメラ。
マイク。
背面パーツはこんな感じ。
ファンが送り出す温風の出口。
LG製のバッテリー( 7.4V/5676mAh)を搭載。
電子レンジなどで温めたプラスチックビーズ入りの袋を置いて背面パネルとバッテリーなどを接着しているテープの粘着力を弱めます。
あとはベリッと剥がすだけ。
完全にバラバラになりました。
なお、今回の分解作業を行ったiFixitの基準によれば、修理のしやすさは最低ランクで10点満点中1点とのこと。
というわけで、特殊工具を使用すれば分解可能なようですがかなり手間はかかりそう。さらに、ここからちゃんと元通りに組み立てるのはかなりハードルが高そうなので、よほどのことがない限り個人での分解は避けるのが無難です。
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