1人乗りの世界最小自動車「P45」で大男が町や高速道路を走り回る
公道を走行可能な世界最小の車に「The Peel P50」という車がありますが、それよりも小さく車を作ってやろうということで、イギリスの自動車バラエティ番組トップ・ギアが「P45」という一人乗り自動車を制作し、実際にMCのジェレミー・クラークソンが乗り込んで公道に走り出していきました。
Jeremy Clarkson's P45 - Top Gear - Series 19 Episode 1 Highlight - BBC Two - YouTube
ヌッと現れたP45、これを「自動車」と表現してよいものかどうかは悩みますが、コヴェントリー大学で自動車設計をしている学生らの助力を得て作ったマシンです。
乗車しているジェレミーは身長6フィート5インチ(約195.6cm)という偉丈夫。最もこのP45に似合わない男です。
スピードがあまり出せないためか、渋滞の先頭に……。
しかし、その小さな車体を生かして、割り込み戦術を取ることが可能だと気づいたジェレミー。
車体が小さいために路面の凹凸には弱く、思わず車の間に逃げ込んでしまいました。
自動車のような、バイクのような、カートのような……。
上半身がほぼ丸出しのため保護のためにヘルメットを被っているものの、前が曇ってしまっています。
ガソリンスタンドに到着
キュキュっと手元のキャップを開けて……
給油中。
満タンで1.7リットル弱と、かなりタンク容量が小さめのようです。
ところが、販売の最小単位は2リットル。
と、ジェレミーがすすっとP45を後退させ……
2リットルになるまでゴミ箱にガソリンを注ぎ始めました。なんてこった。
再びゴキゲンに走り出したP45
さすがに高速道路は怖いようで、ジェレミーも絶叫しながらの運転となっていました。
いったいスタジオで他の出演者からどのようにいじられたのかが気になるところです。
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