1億円越えなのに落書きにしか見えない抽象絵画10作品

By digital cat

キャンバス一面に色を塗っただけの絵画やキャンバスを切り裂いたもの、子どもがクレヨンで落書きしたようにも見える作品など、抽象絵画の中には「自分でも描けるんじゃ……?」と思ってしまうようなものが存在します。そんな抽象絵画のうちオークションにおいて数億円から数十億円という超高額で落札された10作品をArt Sumoがまとめています。

They Paid What?! Top 10 Absurd Paintings that Sold for Millions| Art Sumo
http://www.artsumo.com/blog/post/4

◆01: Concetto spaziale, Attese(約1億4000万円)
ルーチョ・フォンタナのConcetto spaziale(空間概念)シリーズの一つ「Attese(期待)」は150万ドル(約1億4000万円)で落札されました。フォンタナ氏は20世紀のイタリアの美術家で、キャンバスを切り裂いたり穴を開けたりした作品が有名です。


◆02:Blood Red Mirror(約1億円)
赤一色で塗りつぶされただけに見えるゲルハルト・リヒターのBlood Red Mirrorは110万ドル(約1億円)。リヒター氏の絵画は2012年にもオークションにかけられ、約2132万ポンド(約26億9000万円)で落札されました。これは存命の画家の作品としては史上最高額です。


◆03:Green White(約1億5000万円)
白いキャンバスにゆがんだ緑の円が描かれたエルズワース・ケリーの作品は160万ドル(約1億5000万円)


◆04:Untitled(1961)(約26億3000万円)
1961年に描かれたマーク・ロスコの無題作品は2800万ドル(約26億3000万円)。千葉県にあるDIC川村記念美術館では壁中にロスコ氏の作品を飾った部屋も存在するなど、日本でも「深い精神性を持つ」と高く評価されているのですが、一般人には理解が難しそうです。


◆05:Untiled(Stoffbild)(約1億6000万円)
34歳という若さでこの世を去ったブリンキー・パレルモの無題作品はオークションにて170万ドル(約1億6000万円)で落札されました。


◆06:Peinture(Le Chien)(約2億1000万円)
ジョアン・ミロの「Peinture」は220万ドル(約2億1000万円)越えの落札シュルレアリストのミロ氏は原色を基調にデフォルメした人や動物を描く作品を多く残しましたが、この作品は代表作とは少しタッチが異なり、とにかくミロの作品を集めたいコレクターが法外な値段をつけたものと予想されます。


◆07:White Fire I(約3億6000万円)
バーネット・ニューマンの「White Fire」シリーズの1作目。380万ドル(約3億6000万円)で落札されました。タイトルであるWhite Fireとはユダヤ教の律法において象徴的な言葉であり、この絵画は見る者に精神の深淵にある感覚を訴えかけるそうですが……。


◆08:Untitled(2億2000万円)
筆記体の「e」や「l」を続けて描いたような作品を制作したサイ・トゥオンブリー。紙の上にクレヨンで「e」を書き連ねたような以下の作品は230万ドル(2億2000万円)で落札されましたが、子どものラクガキに見えなくもないです。


◆09:Cowboy(約1億6000万円)
カウボーイと名付けられたこちらもエルズワース・ケリー氏の作品で、170万ドル(約1億6000万円)で落札されたもの。


◆10:Blue Fool(約4億7000万円)
キャンバスに文字を書くクリストファー・ウールの作品「Blue Fool」は500万ドル(約4億7000万円)で落札。Fool(バカ)と書かれたキャンバスを4億7000万円で購入した人がいると思うと、何とも言えない気持ちです。

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in アート, Posted by logq_fa