実用的デザインのAmazonオリジナルカレンダー2012年版全種類レビュー
カレンダー売り場に行くと定番のデザインのものがワラワラと展示されているわけですが、リアル店舗ではまずお目にかかれないのがこのAmazonオリジナルカレンダー。1種類だけかと思いきや結構いろいろなデザインのものがあり、壁掛けだけでなく卓上タイプもあるなど、妙に充実していたのでそれぞれのカレンダーの特性を検討することにしました。
まずは横幅が30センチ以上ある「2012年 カレンダー 壁掛 Amazon logotype(税込み1433円)」。
中面は表紙と同じオレンジ色の方眼が入ったシンプルなデザイン。2月以降も同じ仕様です。
カレンダー上部にはミシン目が入っており、ひと月ごとに簡単にキレイに切り取ることが可能。
曜日の表記はアルファベットで、日曜始まりです。「大安」、「仏滅」などの六曜の記載はありませんが、「成人の日」などの祝祭日は平日とは違うオレンジ色で表示されています。方眼部分は1日の枠に縦5、横7マスとなっているため、予定などを書き込む際に便利。
右上には前月と来月、再来月のカレンダーが小さく記載されています。ひと目で先にある連休や先月の状況を確認できるので、見通しがよくなり、予定も立てやすくなります。
壁に掛ける際に使う穴が上部中央にあります。金属などで補強はされていませんが、きちんと真ん中にあるので、壁に掛けた際に傾いたりはしませんでした。
裏面はまっ白なので、使い終わって切り取った後、何かメモするときにもさらに無駄なく使えます。
実際に掛けてみたところ、大きさ的にはこんな感じです
今度は同じく壁掛け仕様の「Amazonオリジナル 2012年 カレンダー 壁掛 桜(税込み1374円)」です。
パッと見てわかる「Amazon logotype」との違いは、各日付けの枠内に細かい方眼がないことです。その他の仕様は同じで、曜日はアルファベット表記の日曜始まり。「大安」、「仏滅」などの六曜の記載はありませんが、祝祭日は表示されています。
細かいところでは、右上にある前後の月が記載された小さいカレンダーの下にあるイラストがちゃんと毎月違うものになっています。
2月のイラストは節分の豆まきに使うマスです。
3月のイラストは梅。
4月のイラストは桜で、背景の色も春らしいピンクになっています。
5月のイラストは藤の花です。
6月のイラストは、和風の雨傘を上から見たもの。7月以降は、買ってからのお楽しみです。
カレンダー表紙に書いてある「FSC」というのは「Forest Stewardship Council(森林管理協議会)」の略で、世界の森林保全と適切な資源活用を目指して活動している非営利団体のこと。「FSC ミックス」というラベルは、この団体が認証した森林から調達した原材料やリサイクル繊維から作成されたことを示すもので、紙の質としてはめちゃくちゃ上等なものではないものの、ある程度気を使った素材を使用している、というわけです。
実際に掛けてみたときの大きさはこうなります。
卓上タイプのオリジナルカレンダーは3種類あり、壁掛けタイプは包装紙がAmazonのロゴがついただけけのダンボールであったのに対して、こちらはちゃんとした作り。
まずは「オリジナル 2012年 カレンダー 卓上 Amazon logotype(税込み691円)」。
曜日の表記はアルファベットで、日曜始まりです。六曜の記載はありませんが、祝祭日は表示されています。
このページの上で紹介した「Amazon logotype」の壁掛けと同じく方眼が入っています。ひょっとして、デザインは流用では?と思ったので確認したところ、曜日表示の下にオレンジの地色がひいてある、方眼が縦横1つずつ少ないなど、微妙な違いがあったので別物だとわかりました。
Amazonのオリジナルカレンダーに共通する仕様として、右上には前月と来月、再来月の小さいカレンダーがあります。
次は松竹梅や富士山などのイラストがちりばめられた表紙のデザインが特徴的な「オリジナル 2012年 カレンダー 卓上 縁起物(768円)」です。「オリジナル 2012年 カレンダー 卓上 縁起物(768円)」です。
卓上タイプのカレンダーはすべて底を折ると三角になるので机の上などに立てて使うことができます。
1月のイラストは松で、カラーは緑。
裏側には日付と英文の曜日表記のみのカレンダーも印刷されていました。こちらの仕様は2月以降も同じです。
2月のイラストは梅で、カラーも赤になっています。
3月のイラストは扇で、カラーは茶色。
4月のイラストはやっぱり桜。カラーはピンクです。
5月のイラストは「こどもの日」をイメージした折り紙の兜です。カラーはグリーンですが、これは兜の色というより5月が新緑シーズンであることと関係がありそうです。
6月のイラストは葉っぱです。7月以降は買ってからのお楽しみですが、基本的にその月の代表的なイメージをかたどったシンプルなイラストが描かれています。
曜日の表記はアルファベットで、日曜始まりです。六曜の記載はありませんが、祝祭日は表示されています。
日付の枠のサイズは小さめなので、予定を沢山書き込むのは難しそうですが、簡単な予定を書き込むのであれば十分。
最後のページには1年分の日付がまとまった年間カレンダーがありました。
ほかの卓上タイプのカレンダーも同じなのですが、まとめている上部の留め具は紙製。指でつまんでも簡単には曲がらなかったので、普通に使う分には強度面の問題はないレベル。
ラストはAmazonの電子ブックリーダー「Kindle」のスクリーンセーバー画面などで特徴的に使われている「木の下で読書をする少年」のイラストが入った「オリジナル 2012年 カレンダー 卓上 kindle version(税込み806円)」。
上記の2つの卓上タイプと同様に曜日の表記はアルファベットで、日曜始まりです。六曜の記載はありませんが、祝祭日は表示されています。よく見ると日付の後ろにシルエットでイラストが描かれており、1月は雪だるまで遊ぶ少年です。
2月のシルエットは豆まき。
3月のシルエットは自転車と子供。木も花を咲かせています。
4月のシルエットは蝶を追いかける子供です。
5月のシルエットは鯉のぼりを持った少年たち。
6月のシルエットは雨傘と子供です。
いずれのカレンダーも日付の表示が見やすく紙質も悪くないので十分実用に耐えうる仕上がりになっているという印象でした。価格も驚くほど安いわけではありませんが、送料が無料なのはうれしいところ。特別な思い入れがあって特定のカレンダーを使っているのでなければ、選択肢の一つとして検討してみる価値はあります。
・つづき
一目で見やすく実用性重視のカレンダーデザインが毎年大好評のAmazonオリジナル卓上カレンダー2016年版を2種まとめてレビュー - GIGAZINE
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