約26兆円分の金塊・金の延べ棒・ゴールドバーがまるで映画のように山積みにされているイングランド銀行の保管庫はこんな感じ
「スレッドニードル通りの老婦人」とも呼ばれ、銀行に金を貸す「最後の貸手」としての銀行の銀行であり、通貨発行権を持つ政府の銀行でもあるイギリスのイングランド銀行内部を特別にレポートする許可を得て撮影した3150億ドル(約26兆円分)もの金を保管している場所のムービーが圧巻です。
Gold Bullion Vault - Periodic Table of Videos - YouTube
これが金保管庫の内部
金の延べ棒1本ずつはこんな感じ、いわゆる金地金というやつです
うれしそうな教授
ずらっと並んでいます
これがイングランド銀行
大体1つのシェルフに現時点の換算で5600万ドル(約46億5800万円)相当の金塊が収められている計算になっています
ぎっしり
カメラに向かって熱弁を振るい続ける教授、この部屋の中に入るまでにはそれはそれはとてつもなく厳しいセキュリティチェックがあったそうです。
で、教授の目の前に転がっているのがイングランド銀行の金塊、手前はスイスのものらしい
このあたりに重さが刻印してあり、金地金は大きさうんぬんではなく、重さが重要。なので金地金を発行する機関によって大きさはバラバラ。
どれぐらい重いのかというと、片手では持ち上げられないレベル
両手だと簡単
これが金相場の価格上昇を示すグラフ。10年でほぼ10倍近くまで金の価格は上昇し続けていることが分かります。
これだけ膨大な金塊を所有しているのでさぞかしイギリスの金所有量は世界的に見てもスゴイのだろうと思ったら大間違いで、なんとトップ10にすら入りません。
なお、1位はアメリカ、2位がドイツ、3位がIMF、4位がイタリア、5位がフランス、6位が中国、7位がスイス、8位がロシア、9位が日本、10位がオランダ、このムービーに出てくるイギリスは17位です。
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