3Dプリンターで自作できる立体物データいろいろまとめ
紙に印刷するプリンターに対し立体のオブジェクトを作成することができるのが3Dプリンターです。製品や部品などのデザイン検討のためや、建築分野におけるコンペやプレゼン、あるいは医療分野におけるコンピュータ断層撮影を元にした術前検討用モデルなど、幅広い分野で利用されるプリンターですが、実際にどういうものが作れるのか、3Dプリンターによる商品を販売する「Shapeways」の製品をまとめてみました。
Shapeways - Make & Share Your Products with 3D Printing
http://www.shapeways.com/
◆4-4 case for iPhone 4 GSM + CDMA/Verizon
iPhone4ケースはこんな感じ。
横から見た様子。
ちょっとデザインの異なるiPhone4ケース。
四隅を衝撃から守り、手から滑り落ちるの防ぐデザインです。
◆iPad 2 Wrap: Hexastar
iPadカバー。
細かい模様まで3Dプリント。
◆Pod à porter - neckband for iPod shuffle
iPod shuffle専用ネックバンド。
首から提げるとこんな感じです。
◆Nanolet - iPod Nano Bracelet
iPod nanoブレスレット。
腕につけてみました。
◆iPhone 4 Macro Lens
iPhone4マクロレンズ。
iPhone4に付けてみた様子。
◆Ocarina of Time Master Sword Stylus
時のオカリナの剣風スタイラス。
加工前はこちら。
◆Klein Bottle Opener
「クラインの壺」の形のボトルオープナー。
このように使用します。
◆Simple Astrolabe
古代の天文学者や占星術者が用いた天体観測用の機器「アストロラーベ」。
◆Lens Cap Holder (customizable)
レンズキャップホルダー。
こんな感じのデザイン画を元に3Dプリントされます。
◆Mamiya NC1000(s) / CS "P-Mount"
カメラ本体とレンズの接合するためのレンズマウント。
カメラに取り付けるとこんな感じ。
◆Thorn Dice Set with Decader
ものすごく細かい構造になっているサイコロ。
知恵の輪かと思ってしまうような入り組みよう。
こちらは12面あるサイコロ。
◆Explorers Ring
謎を解くカギになりそうな、年期の感じられる指輪も3Dプリンターで作ったもの。
◆Inception
映画インセプションに出てくるコマ。90秒間回り続けるそうです。
◆Android V3
ドロイドくんも3Dプリント。
メタリックなバージョンもあります。
◆SOLO E SOLA
タバコを挿し込めるエスプレッソカップ。
◆36 pencil bowl
色鉛筆で作るボウル。中に果物などを盛りつけます。
ちなみに色鉛筆は3Dプリントされていません。
◆one cup a day | Day 01: Octo Cup
持ち手のたくさんついたカップ。
こんな風にぶらさげることも可能。
◆one cup a day | Day 09: Low Resolution Coffee Cup
ポリゴンっぽいカップ。
使用するとこんな感じ。
◆Rocket Espresso Cup by isohedral on Shapeways
ロケットっぽいエスプレッソカップ。
三本の足で立ちます。
◆Hangover
バランスを取るカップ。
台から外すとややナナメに。
◆Vuvuzela (1:5)
ブブゼラ。
3Dプリント後、加工前のものはこんな感じ。
◆QR steel tag
QRタグ。
カギと一緒につけてキーホルダーにできます。
◆Arduino Case
オープンソースハードウェア「Arduino」のケース。
中にArduinoを入れた様子。
◆Raspberry Pi : Design Case V1
Linuxベースで動作する名刺サイズのパソコン「Raspberry Pi」のケース。
分解するとこんな感じ。
◆Raspberry Pi : Design Case V2
こちらも同じくRaspberry Piのケース。真ん中にラズベリーのマークが入っています。
手のひらに収まる大きさです。
◆Steve Wozniak bust
Apple創始者2名、スティーブ・ジョブズとスティーブ・ウォズニアック。
◆Tri Force
「ゼルダの伝説シリーズ」に登場する秘宝トライフォース。
◆A.N. Pen Holder
糸が張り巡らされているようなペンホルダー。
◆30 pencil icosahedron
鉛筆と組み合わせるランプシェード。左側のパーツを組みあわせて使います。
子どもが持つとこれくらいの大きさに。
◆Halberd Pencil Topper
鉛筆のキャップ。
アップで見ると文字が立体的になっていることがよくわかります。
◆Letter Opener meat cleaver
レターオープナー。
封筒よりもずっと小さなサイズ。
◆Nocturnal Watch ($18)
こちらはユニークなデザインの時計。
大きさをコインと比較するとこんな感じ。
◆Toothbrush Holder
歯ブラシホルダー。
他にもデザインや色が異なったものがあります。
◆Gyro the Cube
ダイスの中で小さなダイスが回り続けるジャイロキューブ。
◆birdsnest-eggcup
卵を直立不動にできるエッグカップ。
着色前のデザイン画はこんな感じ。
◆PadFoot - stand for iPad
iPadスタンド。
iPadの端に取り付けるとiPadを倒れないようにします。
◆3D Photo Frame
正面から見ると、まるでイラストのような写真スタンドですが……
ナナメの角度から見るとちゃんと立体ということがわかります。
◆bowie the bunny
ウサギのフィギュア。
◆Thugger
変形可能なトランスフォーマーっぽいロボット。
変形させるとコンパクトになります。
◆N12.bikini.top.rightcup.1
右のカップしかないビキニトップ。
「ビキニトップを完成させるには、左のカップとストラップも必要です」とのこと。
◆AMazeRing Tower
おとぎ話に出てきそうなお城デザインの指輪。
◆Gyroid
3方向に無限に連結した3次元の周期極小曲面「ジャイロイド」の形をしたオブジェ。
◆Crania Anatomica Filigre (small)
複雑な装飾が施された手のひらサイズのガイコツ。
横顔はこちら。
◆Wearable Planter, No. 1
ミニサイズの花瓶がついたペンダント。
観葉植物たちがすくすく育ちます。
◆Spiral Cuff szL
穴が沢山開いた腕輪。
両腕につけてもオシャレ。
◆Dragon Pendant v1
ドラゴンの形をしたペンダント。
以下のようなデザイン画を元に3Dプリントします。
◆Figurine "Hana" (17cm)
「HANA」と名付けられた女の子のフィギュア。
全体像はこんな感じです。
◆Figure Oil Warmer
お皿を掲げる3人の女性によって作られたオイルウォーマー。
ナナメ下からの角度で。
◆Human Cube Sculpture
アクロバティックなポーズの女性たちで構成される置物。
着色前はこんな感じでした。
◆Propeller Propulsion
風を受けて生き物のように動く「ミニ・ビースト」の3Dプリント自作キット。これはストランドビーストで有名なテオ・ヤンセンによる公式のモノ。
以下のムービーを見ればどのように動くのかが分かります。
Theo Jansen - 3D printed Strandbeest with new Propeller Propulsion System - YouTube
自分でパーツを組み立てて作ることが可能です。
作る手順をムービーで見るとこんな感じ。
Assembly of the 3D printed Strandbeest and Propeller Propulsion System - YouTube
◆Animaris Geneticus Parvus #7
こちらもテオ・ヤンセン公式のミニチュアモデルとなっており、実際にあの動き方をしてくれます。
指で押すと、歩き出します。
ムービーで実際に動いているのを見るとこんな感じです。
Animaris Geneticus Parvus - YouTube
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