なぜ全てのプロフェッショナルがブログを書くべきなのかという10の理由

By tarop

Facebookmixiなどのソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)を通じて、インターネット上に日記を投稿するブログは身近なものとなりました。ソフトウェア開発者でありIBMの技術エバンジェリストであるAntonio Cangiano氏は、「プロフェッショナル(専門家)はインターネット上のブログを通じて知識を共有するべきだ」と主張し、その10の理由を紹介しています。

Why Every Professional Should Consider Blogging
http://technicalblogging.com/why-every-professional-should-consider-blogging/

◆1.ブログはあなたのコミュニケーション能力を高める
コミュニケーション能力と文章能力は、プログラミングの技術がそうであるように、膨大な時間の練習によって磨かれるスキルだとAntonio Cangiano氏は言います。自分の考えを明確な言葉に置き換える努力をすることで、自分自身を表現する能力が高められるとのこと。そして、コミュニケーション能力は、いかなる職業であろうと重要です。ブログを続けていけば、ほんの1時間や2時間で洞察力のあるエッセイや教材が書けるようになり、また曖昧とした考えを正確で簡潔に言葉で表現することができるようになります。漠然とした考えは言葉に置き換えられることによって強化され、スクリーン状に映し出されることで欠陥が見えやすくなるのです。そして、ブログを書くことは、コミュニケーション能力が上達するだけでなく、よりよい思想家になることにもつながるとしています。

By owenwbrown

◆2.ブログはあなたの技術を上達させる
最も効果的に技術を学ぶ方法の一つは、それを他人に教えることです。他人に説明することによって、知識が素早く強化され、また不足している点や疑問点を浮かび上がらせることができます。これはとても強力な方法なので、学びたいと考えている内容についての理解が深まります。ブログに何かを書こうと内容について深く調べることを通じて、技術的な知識を増やすこともできます。時には、その分野に自分よりもよく理解している読者がブログを読み、間違いを指摘してくれるかもしれません。あるいは、自分だけでは考えつかなかったような質問をされるかもしれません。このように、ブログを書くことは、読者に教えると同時に読者と会話することでもあるとCangiano氏は述べています。

By Maria Reyes-McDavis

◆3.ブログは知識のデータベースとなる
自分の知識をデータベース化する目的で個人的なwikiを使用している人もいますが、ブログは情報を探すための優れた道具だとCangiano氏は考えています。例えば、多くのプログラマは、コードやサーバの構成情報、自分たちの作った有用なサービスのURLを探すために、自分の過去の投稿を利用しています。時には、Googleで検索をかけたときに、書いたことすら忘れていた自分の記事を見つけて、問題解決のためにもっと詳しく書いておけばよかったと後悔することもあります。ブログをしっかり書き続けていれば、過去の投稿を振り返ることが進行具合を把握する優れた方法となり、また、過去のある時点での情報を参照することは有益で、過程を振り返ってみるのは楽しいという側面も持っています。Cangiano氏は「このことは自分のキャリアや専門性がどこに向かっているのかについての洞察を与える」と表現しています。

By Search Engine People Blog

◆4.ブログは強力なコネクションをつくる
上手くブログを書くことは、その分野の情熱的な仲間が集まるオンライン上のコミュニティとの接点となります。価値ある情報や洞察によって人に貢献することができれば、究極的にはその分野の世界的な人物とコネクションを持つことにもつながります。ブログを通じて人と接することは、実際に会うことの代用とはなりませんが、飛行機を使って会いにいくことよりも確実に安上がりです。社会が機能するのは、人々が交流し、接点を持ち、つながるからです。自分の分野の熟練者と接触することは、キャリア、仕事、そして人生さえも押し上げることになります。

By Maria Reyes-McDavis

◆5.ブログを通じて友人ができる
「友人は優秀な知人より大切である」と言うCangiano氏はブログを通じて多くの人と知り合ったそうで、著名なブロガーであれば多くの人々とオンライン上で接触することができるのは当然、そうではなくても、社交的であればオンライン上にさまざまな友人を作ることができると語っています。ブログに対して多くのコメントをしてくれたことをきっかけに友人になるケース、ブログを通じて知り合った人とメールをやりとりして友人になるというケースもあるそうです。ブログを書いていてその分野で有名なのであれば、自己紹介をしたときに「いつもブログを見ていますよ」と言われることがありますが、そんなときには鼻を高くしてもよいのです。

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◆6.ブログをすることで副収入が得られる
多くの人が「アドセンス広告によって収入を得ることは難しい」「よほど有名で無い限り収入を得ることは難しい」「片手間のブログでは大きな稼ぎを得ることができない」と思い込んでいますが、それはブログに対する過小評価です。うまくやれば直接的・間接的に、月間数百ドルから数千ドルをブログから得ることができます。例えばCangiano氏はブログを数週間にわたって更新しないこともありますが、毎月数千ドルのお金を生み出しています。ブログは置いておけば何もしなくても勝手にお金を生み出すという受動的なものではありませんが、自分の取り扱う分野についての知識をブログを通じて公開していれば、Cangiano氏のようにブログを多少の期間放置していてもそのコンテンツによって本質的な収入を得ることが可能になります。ブログを書くことが無視できないほどの金額の収入をもたらし、それを趣味や欲しかったガジェットの購入、借金の支払いになど、なんでも望み通りに使うことができます。毎月、副収入を得ることはとても気持ちがいいもので、それはブログを続けるモチベーションにつながります。

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◆7.ブログはあなたに試供品をもたらす
出版社やPR会社はブログがその読者に対してどれだけ影響力を持っているのか把握しています。そして、試供品がもらえると喜ぶブロガーがいるということも知っています。提供されるのは本である場合が多いものの、発表会のチケットやガジェット、ソフトウェアであることもあります。その試供品が気に入ったらレビューを書けばいいのです。やがて、出版社やPR会社と良好な関係を築くことができれば、読者に景品をプレゼントするという企画も実施することができるようになります。

By Search Engine People Blog

◆8.ブログによってキャリアアップ
ここまで、ブログを書くことがキャリアにいい影響を与えるという点が挙がりましたが、Cangiano氏は「ブログがどれだけ将来につながっていくのか、より強調したい」と次の点を語りました。ブログに対する全ての投稿は、投稿者がプロフェッショナルのレベルの中でどのあたりにいるのかを知る機会となります。Cangiano氏自身、ブログを通じて、世界的な有名企業から何年にもわたって数え切れないほどの仕事のオファーを受けたそうで、その結果、ヨーロッパに居を構えたままでもできるカナダのIBMでの仕事を得ることができたそうです。ブログを書くということは、そのブログを通じて新しい仕事、顧客、パートナー、投資家、本を書いてもらいたいと考えている出版社などを見つけることができるということであり、キャリアを押し上げるものとなります。事実、Cangiano氏はキャリアを構築することに興味を抱いているプロフェッショナルに対して、まず「ブログを始める」ということをアドバイスするそうです。

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◆9.ブログはあなたをその分野で有名にする
多くのプロフェッショナルはとてもよく働きますが、それは彼らがその分野で成功し認知されたいと考えているからです。Cangiano氏はデザイナー、ジョーイ・ロスの「Charlatan(殉教者)、Martyr(詐欺師)、Hustler(やり手)」というポスターを引き合いに出して、「素晴らしい仕事をしても誰にも知られなければ『殉教者』となる。口だけで何も達成しなければ『詐欺師』となる。実際に行動してそれを広めることができれば『やり手』となる」と述べています。ブログを書くことは、実際に行動する限りにおいて、知識を広める助けをしてくれるのです。

By Thomas HawkAnnie Mole

◆10.ブログは多くの人に広めるための道具となる
多くの人がブログを書く1番の理由は、自分の知識を人と共有したい、そして人に教えたいと考えているからです。例えば、優れたソフトウェアの開発者は実際にソフトウェア開発の進行に関する自分の理論やアイデアをコミュニティに対して主張しますが、その結果、意見が広範囲に広がるようになります。他の人もプロモーションのための道具として、ブログを利用すると良いとCangiano氏は言います。例えば、ソフトウェア開発において、あなたの作ったオープンソースのソフトがブログによって、人々に知れ渡り、利用者を増やし、有益な貢献に出会うかも知れないのです。

By Jorge QuinterosAnnie Mole

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