iPhone用の折りたたんでカバンにしまえるポータブルスキャナ「Scanbox」
画像をパソコンに取り込めるスキャナは便利なことは便利なのですが、細かい設定の操作がわりとややこしく、持ち運びに不便という問題点もあります。「Scanbox」ならiPhoneのカメラを使って画像を取り込むため操作は簡単、しかも折りたたんでさっとカバンにしまえるポータブル性も確保しています。
Scanbox - Turn your iPhone into a portable scanner by Phil Bosua — Kickstarter
http://www.kickstarter.com/projects/limemouse/scanbox-turn-your-smartphone-into-a-portable-scann
これまでのスキャナは大きくかさばるものばかりで、持ち運びもできず、とっさの場面で使うことができませんでした。
折りたたみ式のScanboxは、使わないときはこのようにフラットにしておけるので、どんなカバンにも収納可能。いつでもどこでもさっと取り出せます。
内側の折り返し部分にはLEDライトが付いており、スキャンの対象物に影が被るのを防ぎます。
カラーバリエーションは全部で6種類です。
Scanboxの使い方を説明したムービーは以下から。
これまでのスキャナは、使用時にはこのように写真を並べて、
パソコンで設定を行い、画像を取り込まなければなりませんでした。
Scanboxはこのような面倒な作業なしに、iPhone一つで簡単に画像を取り込むことができます。
まず、カバンから……
Scanboxを取り出して、
組み立てていきます。
形ができたらぽちっとマグネットで固定。
箱の中にスキャンしたい資料を入れて、
iPhoneを定位置にセットします。
シャッターボタンを押して完了。最大A4サイズの資料までスキャン可能です。
終わったらScanboxを元通りにたたんで、
カバンに収納。簡単です。
一度折りたたんだScanboxはフラットなので、壊れにくくなっています。トラックに轢かれてもへっちゃらです。
レシートもデジタル化して保存。
画面を指でタッチするだけなのでズームインも楽々。
データをプリンターに転送すればコピー機としても使えます。
通常のスキャナではスキャンできない立体のものであってもスキャン可能。
また、プレゼンテーションの際にはプロジェクターとしての役割をはたします。
ScanboxはKickstarterにて15ドル(約1200円)を出資することによって1個ゲットできるようになっています。大きさは組み立てた時が高さ310ミリ×幅310ミリ×奥行き230ミリ。折りたたんだ時は厚さ5ミリになります。なお、オススメはiPhone 4や4Sですが、カメラが付いていればどんなスマートフォンでも使用可能です。
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