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HP製プリンタの詰め替えインクのスポンジがどんどん小さくなってきている

by innovate360

プリンタのインク一滴は血の一滴よりも高いとも言われますが、ヒューレット・パッカードのインクを取り扱っているHP Ink Cartridgesが調べてみたところ、以前よりも詰め替え用インクの中のスポンジが小さくなっていることが判明したそうです。

HP Ink Cartridges - Low cost HP inkjet cartridges
http://www.hpinkcartridges.co.uk/



HP Introduces Nano Sponge / Technology Blog

こちらが中のスポンジが見える状態にしたHP製プリンタのインク。左端が2010年1月に製造されたHP 350用のインクカートリッジ、中央が2012年に製造されたHP 350用のインクカートリッジ。右端はHP 301用のインクカートリッジ。


きっかけは、HP Ink Cartridgesの中の人が「インクカートリッジって、ここ数年小型化していないか?」という疑問を抱いたところからでした。彼はのこぎりを使って、手元にあった2010年のインクカートリッジの上面を切断。すると、スポンジはぎっしりと詰まっていました。しかし、2012年のものを同じように切断してみたところ、明らかにスポンジのサイズは半分ぐらいになっていました。

「これはおかしい……」と思った中の人は、今度はHP 301という別のプリンタ用のインクカートリッジを切断。すると、スポンジのサイズはさらに小さなものになっていました。「インクカートリッジの価格は下がっていないのに、こんなことがあっていいのか?」と、HP Ink Cartridgesの人は憤っています。


同サイトには「まったくインクは法外に高い」など、インクに対する不満も寄せられましたが、中には「スポンジ製造技術が向上して、以前よりも小さなスポンジで同じだけのインクを含めるようになったのでは」というコメントも。

実際、スポンジをカートリッジから引っ張り出した写真では、それぞれのカートリッジのインクの量がスポンジによってかなり異なっています。


HP Ink Cartridgesでは、スポンジの大きさとインクの量は無関係なのか、実際にいっぱい印刷して試してみるつもりだとのこと。普通にカートリッジを買っているだけだと、昔のカートリッジと比較することはないので、なかなか気付かないポイントですね……。

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in メモ, Posted by logc_nt

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