スナック菓子のようなサクサクとした食感「さっくりとまとスナック」試食レビュー
トマトは食卓において料理の具材として活躍していますが、乾燥させてそのまま食べるというのはなかなか珍しいのではないでしょうか。諏訪商店が発売している「さっくりとまとスナック」はミニトマトを乾燥させることでさっくりとしたスナックにし甘酸っぱい味に仕上げているとのことで、どのような味なのか実際に食べてみることにしました。
透明のパッケージで中身が丸見えなのですが、初見でトマトと認識するのは難しいです。
ミニトマトを乾燥させたもので、うす塩の味付け。
こちらは裏面。表面はラベルのおかげでかろうじてトマトとわかるのですが、裏面から見るとさっぱり正体がつかめません。なんとなくかりんとうのような感じも。
原材料はこちら。ほとんど素材のみのシンプルな内容で、素朴な味が想像されます。
では、早速開封です。香りはあまりありませんが、鼻を近づけるとトマトジュースのような酸味ある匂いがほのかにします。
お皿に出してみるとこんな感じ。
ふぞろいなトマトたち。一口にミニトマトと言っても形や大きさはさまざまです。
こうしてじっと見てみると、梅干しが干からびたようにも見えてきます。
割ってみると中には種が。
このようにヘタの部分も残っており、トマトの面影あり。
そして、スナック菓子のようにサクサクしているので粉々にすることができます。
味の方は酸味を残しつつもまろやかになり、トマト独自の甘みが際だって感じられます。うす塩味とのことですが、スナック菓子のような塩辛い味になっているというのでは無く、塩によってトマトの甘みが引き立てられており、素材の味をそのまま楽しめる内容です。例えるなら、ホールトマトをそのまま乾燥させたような感じ。トマト好きなら一度は試してみる価値があります。
スナック菓子のようではありますが、トマトの酸味と甘みをいかして例えば粉状にしてパスタにかけるなど、食材としての可能性の広がりを感じる商品です。
・関連記事
最初から塩味のする新野菜、アイスプラント「潮菜(シオーナ)」を食べてみました - GIGAZINE
トマトが苦手な人向けの味、「黒トマト」を買ってみました - GIGAZINE
「冷蔵庫に入れておいた方が長持ちする」&「冷蔵庫に入れない方が長持ちする」野菜と果物リスト - GIGAZINE
八百屋でお馴染みのものからそんじょそこいらでは見られないものまで、卸売市場ならではの多種多様な野菜いろいろ - GIGAZINE
フラクタル図形をした野菜「ロマネスコ」の写真 - GIGAZINE
・関連コンテンツ