0.5秒で開けられて手を汚さずに食べられるおかずパンの新型パッケージ

簡単に素早く開封可能で、なおかつ手を汚さずに中身を食べることができ、「総菜パンの包装を再発明しました」とでも言えそうな斬新なパッケージが「第15回FABEX(ファベックス) 2012」にて展示されていたので、実際にやってみました。
このパッケージを開発したのはエフピコチューパという容器メーカー。

「つまむ」、「めくる」、「うらがえす」の3ステップで開封できるのがこの包装の特徴。一般的なパンの袋のように袋の両端を引っぱって開ける必要はありません。なお、この仕組みは現在特許出願中とのこと。

焼きそばパンの包装を例に見てみると、以下の写真の赤枠内のようにパッケージを横断する形でカットテープが付けられています。

裏返すと「開け口」と書かれた場所があるので、ここを引っ張れば一瞬で開封できます。

デモパッケージはなぜか中身がバナナですが、袋を開けるところを見せてもらいました。まずは、以下のように「開け口」をつまんで……。


ペリペリと引っ張るだけで簡単に開封できます。


こんな感じで袋をめくっていけば中身がどんどん出てくるので、直接手で食品を触ることなく食事ができて衛生的です。

ムービーで見ると手順がよく分かります。
一瞬で開けられて手を汚さずに食べられるパッケージ - YouTube

ハンバーガーのパッケージにも応用可能。


パンなどの他にもクレープやのり巻き、チュリトスなどさまざまな食品の包装に応用できそうです。
なお、このパッケージを採用した商品は近々コンビニなどで販売される予定とのことなので、一体どこのメーカーのどの商品がこの方法を採用するのか、期待大です。
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in レビュー, 取材, 動画, 食, Posted by darkhorse_log
You can read the machine translated English article A new package of bread that can be eaten….