ラーメンへの愛があふれまくっているラーメン好きインフォグラフィック
by Pabo76
ごはん類と並んで日本の国民食の代表として挙げられることが多い「ラーメン」。あちこちに並ぶラーメン店の数、そしてメニューの豊富さを見ると、どれだけ日本人がラーメン好きなのかを感じますが、インスタントラーメンが発明されたおかげで、ラーメンは世界中で愛されるメニューとなっています。Hack Collegeでは、ラーメン愛あふれるインフォグラフィックを公開しています。
タイトルはストレートに「We Love Ramen」です。
Infographic: We Love Ramen | HackCollege
2011年の1年間に食べられたラーメンの量は950億杯分。2億6000万人が1日1杯、365日食べ続けて到達する数です。
こうして世界中でラーメンが愛されることになった最大の功労者は、日清食品の創業者であり、チキンラーメンの発明者である安藤百福さん。
今日の日清食品は11ヶ国に29の工場を持ち、1年間の純売上が32億ドル(約2571億円)以上、2万1900人が働く企業となっています。
1袋で12.5セント(約10円)という価格も悪くありません。日本ではチキンラーメンの定価が1袋100円、安いものでも5袋入りで198円ぐらいなので、1袋10円という安さはうらやましい。
ラーメン(拉麺)の発祥は中国ですが、大正時代に日本に入ってきて独自の進化を遂げた結果、中国や台湾でも「日式拉麺」「日本拉麺」と表現される日本料理として扱われるまでになりました。ちなみに、お湯を注ぐだけで作れるインスタントラーメンを発明したのも日本(ただし清の時代に作られた伊府麺を起源とする説もある)。
日清食品が大阪で創業したこともあって、インスタントラーメン発明記念館が大阪府池田市にあります。
インスタントラーメンは、日本人が選ぶ20世紀最大の発明で1番に選ばれました。ちなみに、1つの商品内での麺の最長記録は51m、テニスコート2つ分です。
もしもラーメンを3食食べ続けるとどれぐらいの価格になるのか、ということで1食13セント(約10円)×3食×365日で計算したところ、142.65ドル(約1万1500円)という結果に。だいたいアメリカ人の年間食費が6372ドル(約51万2000円)なので、わずか3%程度でおさまることになります。
日本でラーメンが「学生料理」と呼ばれているかどうかはさておき、できるだけ食費を浮かせたい学生にとっての頼りの綱ではあります。学生だけではなく、ギリギリの資金で頑張る起業家たちにとっても同様。
ラーメンと他の食べ物をカロリーや脂肪分で比較。マクドナルドのハンバーガーやポテトなどよりもカロリーは低めです。
自分でモヤシやキャベツなどを追加すれば野菜分も適度に補えて、ある程度はラーメンだけでも戦っていけるかもしれませんが、塩分の取りすぎには要注意です。
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