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自己殺菌消毒機能付きのキーボード


病院には多くの患者が入院しているので、余計な菌をまき散らさないようにする殺菌消毒が重要です。しかし、複数の人間が素手で触ることになるキーボードは、どうしても菌が移るポイントになりがち。「じゃあ、キーボードが自分で殺菌消毒をしてくれればいい」ということで考え出されたのがこの自己殺菌キーボードです。

Vioguard - Home
http://www.vioguard.com/



実際にどのように動作するのか、というのはこちらのムービーを見れば分かります。

Vioguard Self-Sanitizing Keyboard - YouTube


デスクの前に立つ男性。モニターの下に置かれているのは省スペース型のデスクトップPCではなく、キーボードケースです。


本体前面についたセンサーに手をかざすとぱかっとフタが開き……


中からにゅーっとキーボードが出現し、使用できるようになります。


ライトが緑色であればきっちり殺菌されている(未使用である)ということ。


少しでも使用するとこのようにライトはオレンジ色に変わります。別の人が使うときはこの状態ではアウトです。


キーボードの端にある収納スイッチを押すか、すこしキーボードの前から離れると……


にゅーんと勝手にキーボードが戻っていきます。


フタを閉じて殺菌開始。必ずしも手が空いているわけではない状況だと非常に便利です。


このガジェット、開発自体は2009年の段階で完了していたのですが、2012年になってようやくFDA(アメリカ食品医薬品局)の検査をパスしてアメリカ国内の病院や薬局で使用できるようになったというわけ。

菌の付いた手であちこち触ることで感染が広がるケースというのはポピュラーなので、こういったガジェットが広がることで少しでも病気の感染が減らせればいうことはありません。

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in ハードウェア,   動画, Posted by logc_nt

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