UQ WiMAXが地下鉄へエリア拡大、都営地下鉄で12月末からサービス開始予定
by LERK
UQ WiMAXは2010年に全国各地の地下街で通信サービスを提供することを表明し、弱点だった地下エリアへの拡大を開始。それから約1年、今度は地下鉄へもエリア拡大をしていくことを発表しました。
UQ WiMAXサービスの地下鉄エリア拡大について | UQ WiMAX - ワイヤレスブロードバンドで高速モバイルインターネット
UQ WiMAXは東京都交通局との合意に基づき、11月28日から都営地下鉄の駅構内での設備工事に取りかかります。まずは12月末から三田線の大手町駅でサービスを開始する予定で、2012年内には三田線のその他の駅や浅草線、新宿線、大江戸線の各駅へも順次エリアを拡大していくとのこと。
よくライバルとして挙げられるイー・モバイルは2010年3月末の時点で東京・大阪・名古屋の地下鉄すべての駅のエリア化を達成しています。
ちなみに、UQ WiMAXでは本日「WiMAXエリア全力宣言プロジェクト」を発表。上記のような地下鉄のエリア化の取り組みのほか、エリアや品質改善に向けた取り組み、エリアに関する要望の受付などに取り組んでいくとのことです。
また、2回線目の月額料金が割引になる「WiMAXファミ得パック」の提供も開始。この新パックのデビュー記念として、月額3880円の「UQ Flat年間パスポート」と月額2480円の「WiMAXファミ得パック」が2ヶ月無料で利用できるキャンペーンも実施されます。
WiMAX ファミ得パック|UQ WiMAX - ワイヤレスブロードバンドで高速モバイルインターネット
普通に使っている分には十分高速なのですが、地下と高層階での弱さが目立つWiMAXだけに、改善は急務。出張での利用を考えると東京都はもちろん名古屋や大阪、福岡などの地下鉄でも利用できるようになって欲しいところです。
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