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超高速でルービックキューブを解くレゴ製ロボット


「ルービックキューブ」といえば、世界的に愛好家の多い立方体パズルですが、これをすさまじい速度で解くロボットが、レゴとスマートフォンを組み合わせて作られました。

David GildayさんとMike Dobsonさんによって製作されたレゴ製ルービックキューブ解きロボットの名前は「Cube Stormer II」。Cube Stormer IIに色がバラバラののルービックキューブを渡すと、わずか6秒程度で揃えてくれます。これは人間の手による世界記録よりも速いとのこと。


Don’t Blink: Lego NXTs and an Android Smartphone Just Solved Your Rubik’s Cube | GeekDad | Wired.com

下のムービーは、Cube Stormer IIが実際にルービックキューブを解いている様子を撮影したもの。たしかに驚くべき速さでパズルを完成させています。

CubeStormer II - YouTube


操作は簡単。色の揃っていないルービックキューブを、機体中央にセットし、スイッチを押すだけ。


すると、Bluetoothで接続されたスマートフォン「GALAXY S II」のカメラが起動して、画像認識を開始します。


ロボットのベースは、レゴブロックでロボットが組み立てられるキット「レゴ マインドストーム NXT」で出来ています。GALAXY S IIが認識した画像はBluetoothを介してレゴのコンピュータに送られ、これを解析してロボットがパズルを解いていきます。


わずか5.352秒で完成。


仕組み自体は簡単ですが、元がレゴだと考えると、4本の腕で互いに齟齬を起こさず、固定と回転を順序よくこれだけのスピードで行えるというのは見事なもの。ちなみにレゴの公式サイトでは、「レゴ マインドストーム NXT」のキットを279.99ドル(約2万1000円)で買うことができます。

ちなみにルービックキューブには3×3だけでなく、もっと多くのブロックに分かれたタイプが存在します。変わり種キューブを解くマシンは無いものかと思ったら、やはり存在していました。下のムービーは7×7の「V-Cube 7」を解くマシン。もちろんレゴで出来ています。こちらはあまりスピードを重視していないようです。

ARM Powered Android LEGO MultiCuber 777 - YouTube

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in ハードウェア,   動画, Posted by darkhorse_log

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