KDDIが「livedoor Wireless」を譲り受け、「au Wi-Fi SPOT」エリア拡充へ
ライブドアが展開している公衆無線LANサービス「livedoor Wireless」を、無料の公衆無線LANサービス「au Wi-Fi SPOT」を展開しているKDDIが譲り受けることが発表されました。
KDDI株式会社と株式会社ライブドアとの事業譲渡契約の締結について | 2011年 | KDDI株式会社
KDDI株式会社と株式会社ライブドアとの事業譲渡契約の締結について〈別紙〉 | 2011年 | KDDI株式会社
KDDIのプレスリリースによると、同社はライブドアの公衆無線LAN事業を譲り受けることについて事業譲渡契約を締結したそうです。これにより、これまでライブドアが運営していた公衆無線LANサービス「livedoor Wireless」エリアと事業はKDDIグループへ2011年12月1日に譲渡される予定。
今回の事業譲渡はKDDIがいつでも、どこでも、快適にストレスを感じることなくユーザーにインターネットを提供するマルチネットワークを強化するための「Wi-Fiエリア拡充」の一環として行われるもので、ライブドアは現在、山手線圏内の電柱のほか、大学、カフェ、飲食店、商業施設などに約2300ヶ所以上の無線LANスポットを展開しています。
地図で見るとこんな感じ。具体的な施設として喫茶室ルノアール、Cafeルノアール、New Yorker's Cafe、Cafe MIYAMAや大型家電量販店、早稲田や東京大学、京都大学などが挙げられています。
なお、現在ライブドアが提供している「livedoor Wireless」は引続きライブドアからユーザーに提供される予定で、今後両社はauスマートフォンユーザーと「livedoor Wireless」ユーザーの両方に向けた新たな無線ブロードバンドサービスの創出を検討していくとしています。
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