あまりのクソゲーっぷりに日本が沸いた「チーターマン」のテレビCM発掘
「幻のクソゲー」こと「チーターマン(CHEETAHMEN、正式な読みはチーターメン)」のテレビCMが発掘されました。
同作は「何の説明も無しに突然ステージクリア」「効果音が鳴るとBGMが途切れる」「画面上には出現する敵が2匹のみ」「ボスを倒しても何も起きずゲーム続行不能」「プログラムミスでプレイできない幻のステージがある」「『ビィンビィン』という謎のジャンプ音」といった、あまりのクソゲー要素の多さが逆にユーザーを魅了。
日本未発売であるにもかかわらず2007年ごろニコニコ動画にプレイ動画が投稿されて以来、大きな盛り上がりを見せ、動画再生回数は実に200万回以上、さらには有志によるイラスト化や同人誌化まで実現していた同作ですが、いったいどのようなCMなのでしょうか。
Cheetahmen commercial was a 'failed expirement' -Destructoid
ゲーム情報サイト「Destructoid」では、「チーターマン」のテレビCMが発掘され、現地時間の9月2日にYouTubeに投稿されたことについて取り上げています。
これがそのテレビCM。全体的にカートゥーン(子ども向けアニメーション)といった雰囲気です。
Cheetah Men TV Advert (Action 52) - YouTube
まずは「チーターマン」のタイトル画面
子どもが見ているテレビ画面に映っていたもののようですが……
突然テレビの中からチーターマンたちが登場。
慌てて逃げる子ども。しかしまだまだ出てきます。
子どもに飛びかかったと思いきや……
3兄弟全員が揃い、キメポーズを見せてくれます。
そして突然ゲームソフトの紹介。タイトルは「ACTION52」
3兄弟が魅力を語り始めます。
「ACTION52」は1991年発売のミニゲームコレクションで、全52のミニゲームを収録。そして「チーターマン」は52番目のゲームにあたります。
「わぁ、すごいや!」と言わんばかりの子ども。
ちなみに「ACTION52」は欧米版のファミコン「NES(Nintendo Entertainment System)」と北米版メガドライブ「Genesis」向けに任天堂やセガの許可を得ずにリリースされたタイトルで、制作会社は1994年に倒産。残念ながら日本での発売はありませんでした。
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