「醜い人たちを撮影するつもりはない」とカメラマンが女子学生の撮影を拒否
by Rafa from Brazil
アメリカはペンシルベニア州に住む写真家のJennifer McKendrickさんは、女子学生たちからの依頼について、「醜い人を撮影するつもりはない」として、その撮影を拒否したそうです。醜いから撮影拒否されるというのはちょっとショッキングな理由ですが、McKendrickさんが「醜い」と指摘するのは、単なる外見上の問題ではなかったようです。
Facebook bullies: Photographer Jennifer McKendrick refuses to take their picture | Mail Online
McKendrickさんが語った撮影拒否に至る経緯によると、女子学生たちから写真撮影の依頼を受けたMcKendrickさんは、撮影の日取りの調整をして、Facebookをチェックしていたところ、たまたま依頼人の学生たちと同名のアカウントのコメントを発見したそうです。
その内容を読んでみると、驚いたことにほかの10代の女の子に対して残酷な言葉を投げつけるもので、そのあまりの悪質さに、McKendrickさんはその内容をスクリーンショットで保存して女子学生たちとその両親にメールで送り、撮影をキャンセルしたい旨とその理由を伝えたとのこと。
McKendrickさんは個人のブログで「I Won't Photograph Ugly People(醜い人々を撮影するつもりはない)」と題して、この経緯を語っています。McKendrickさんによれば、女子学生たちのコメントは「服がダサい」とか「ブサイク」というようなレベルを超えたもので、性的な話題にまで及んでいたとのこと。
McKendrickさんは「こんな醜いことができる人たちだと分かっていながら、その人たちを美しく撮影するために努力をすることが私にはできません」と語っています。
下の写真が、写真家のMcKendrickさん。彼女のFacebookのページには、彼女の行為に賛同する人達による応援のコメントが寄せられています。
なおMcKendrickさんによると、いじめを行っていた女子学生たちの両親からは謝罪の言葉が届き、自分たちの娘の行動に驚いていたようだったとのことです。
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