初めて獣医の検診を受ける生後8ヶ月の「ロリス」の赤ちゃん
「ロリス」とは、霊長目(サル目)ロリス科に分類される種族で、子猫ほどのサイズの体に大きな目を持ち、尾は無く、樹上で昆虫や葉、木の実などを食べて生活する生き物です。東南アジアやスリランカを原産地とし、その特徴的で愛らしい容姿としぐさから、ペットとしても人気があります。
下に掲載するのは、生後8ヶ月のロリスの赤ちゃんが、初めての獣医検診を受けたときの様子です。
Why have you woken me up? Sleepy slender loris ignores attentions of vet during health check | Mail Online
このロリスは、ロンドン動物園で保護されている個体で、今回が初めての獣医検診だったようです。人間でも初めて病院に行く時にはひどく怖がったりするものですが、ロリスの赤ちゃんも不安そうです。
ロリスはその緩慢な動きでも知られていますが、基本的には夜行性の動物で、その大きな目を使って暗闇の中で昆虫などを捕らえるのを得意としています。
獣医の検診で疲れ果てて眠ってしまったロリス。
獣医の手で揺さぶられて目を覚まします。
獣医の手にしがみつくロリス。スリランカでロリスの生態系は、森林伐採や農地の拡大、工業化の影響を受けており、さらに古来からロリスの体は妙薬として珍重されており、ロンドン動物園ではこうした脅威にさらされたロリスの保護に努めているそうです。
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