フクロウが窓ガラスに激突、まるで亡霊のような影を残す
イングランド北西部のカンブリアで、フクロウが人家の窓にぶつかるという事故が起きました。鳥が透明なガラスを見分けられずに激突する事故はけっこうあちこちで発生するのですが、このケースではぶつかったフクロウが若鳥だったことから、他ではあまりみられないような影を残すことになりました。
Owl hits window pane, leaves ghostly mark - Asylum.co.uk
カンブリアのケンダルという町に住むサリー・アーノルドさんの家で、窓ガラスに何かが激突する事故が発生。サリーさんはその瞬間を見たわけではないのですが、すぐにぶつかったのはモリフクロウだとわかったそうです。
ぶつかったのと同種のモリフクロウ。
by fionaandneil
なぜぶつかったのがモリフクロウだと分かったのかというと、このように窓ガラスにべったりとフクロウの姿が残っていたから。この写真はサリーさん自身が撮影したものですが、加工でもしたのではないかと思ってしまうぐらいにくっきりと姿が見えています。
モリフクロウの若い個体は羽毛の上に「粉羽(powder down)」と呼ばれる粉のようなものがついているそうで、窓に残っていたのはこの「粉羽」。また、この姿からも、かなり若いフクロウだと断定されたそうです。ちなみにこのフクロウは窓にぶつかったあと無事飛び去ったようで、サリーさんは家の近くで傷ついたフクロウを見かけることはありませんでした。
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