「ベルセルク 黄金時代篇I 覇王の卵」特報映像公開、三浦健太郎のコメントも
1989年から白泉社のヤングアニマルで連載されている人気漫画「ベルセルク」の「黄金時代」が3部作構成で映画化されることが決定され、第1弾の「ベルセルク 黄金時代篇I 覇王の卵」が2012年1月に公開されますが、特報映像が本日公開されました。
公開された特報映像。覇王の卵「ベヘリット」がいきなり登場。
「ベルセルク」がついに映画化です。
主人公・ガッツ
グリフィス
キャスカ
ガッツとグリフィスが共に戦っていたころの話です。
もちろん原作同様、大きな戦もあります。
不死者(ノスフェラトゥ)のゾッド
髑髏の騎士
ガッツとグリフィスが……
雪山で剣を交えます。
2012年1月公開です。
ムービーは以下のリンクから再生できます。
YouTube - 「ベルセルク 黄金時代篇I 覇王の卵」特報映像
監督の窪岡俊之氏によるコメント。
「手加減をしない」「原作が求める方向に背中を押す」「リアルな中世界を構築する」…これらを目標にがんばっております。スタッフの熱意もあって、なにやらすごいものが出来つつあります。乞うご期待。
原作者の三浦建太郎氏のコメント。
まさかふたたび映像化の機会に恵まれるとは思ってもみませんでした。昔のアニメ化では、「ベルセルク」という作品が、世間で認知されるきっかけを頂きました。あれから14年、今回のアニメで求められることは、映画としての、ファンの皆様のみならず、多くの方が納得のいく完成度だと思います。
14年前は私の技量もつたなく、連載を続けるだけで必死でした(つっこむなよ!)。おまけに、あの頃の日本にはamazonも無く、ネットもほとんど無い時代で、甲冑や中世ヨーロッパの史料を、いち新人漫画家が手に入れる術はほぼ皆無でした。映画「エクスカリバー」のパンフレットをボロボロになるまで使ったものです。
時は流れ、原題は情報化時代、しかもCG技術もある!今回の映画では、昔の私が望んでもかなえられなかった以上の映像を目にすることが出来ると確信しています。
そして、制作には職人肌で知られるSTUDIO4℃。幾度か現場に足を運び、窪岡監督をはじめとするこだわりぶりを見るにつけ、「この人達、頭がおかしい♥」と信頼を深める一方、あとは完成するまで誰も過労死しないことを祈るばかりです。
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