「るろうに剣心」が実写映画化で2012年公開予定、緋村剣心役には佐藤健


1994年から1999年にかけて週刊少年ジャンプに連載されて大人気を博した、明治期を舞台にした剣劇マンガ「るろうに剣心」が実写映画化されることになりました。

この映画で剣心役を務めることになったのは「仮面ライダー電王」野上良太郎役から一躍ブレイク、映画「ROOKIES」や「BECK」などにも出演している佐藤健。


監督は大河ドラマ「龍馬伝」で演出を担当した大友啓史。この「龍馬伝」で佐藤は岡田以蔵を演じています。剣心といえば幕末には人斬り抜刀斎の異名を取った人物であり、また岡田以蔵も人斬りとして知られていますが、オファーとしては剣心役の方が先だったとのこと。

佐藤健さんのコメントは以下の通り。

「龍馬伝」で演じた岡田以蔵役では、心を無にして以蔵という役を生きることに集中していましたが、今回の剣心という役は、原作のある作品で、誰もが知っているキャラクターだからこそ、役を生きるだけでなく、“見せる”演技が問われていると思います。ディテールにもこだわって、スタッフさんと剣心像を作っていきたいと思います。一生懸命頑張りますので、ぜひ期待してください!

ぼくは今殺陣の練習をしています。ハードルがものすごく高いことはわかっています。しかし、みなさんに認めていただけるような実写映画がこのチームならつくれるんじゃないかと思っています。今までこの作品製作に携わってきた全ての方々、そして原作のファンの方の想いを胸に、心して挑みます。もしよろしければ、応援のほどよろしくお願い致します。

大友監督は龍馬伝など、長らくNHKでドラマ制作に携わってきましたが、4月30日付けでフリーに転身、その1作目が本作です。監督のコメントは以下の通り。

「るろうに剣心」は世界中にファンがたくさんいる漫画だからこそ、原作をリスペクトしつつ、より楽しんでいただけるよう、映画ならではの魅力にあふれた世界観をつくっていきたいと思っています。幕末から明治へと時代が変わりゆく中、登場人物たちは変革を愉しみ、激動のうねりの日々を生きていきます。殺さずの誓いをたてた人斬りの剣心、彼が切れない刀1本でいったいどうやってその時代を切り開いていったのか、迫力あるアクションとともに上質のエンターテインメントをお見せします。

佐藤さんとは「龍馬伝」で信頼しあってやってきた仲。今回は彼の魅力をさらに引き出すべく、“人斬り”の業にこだわって、芯強く生きる剣心をお見せしたいですね。佐藤さんが衣装を着て剣をふりかざす姿はまさにそんな剣心そのもの。アクション場面では彼の高い身体能力が存分に発揮されています。役者がひとつの作品の中でどんどん進化していくのはすごいこと。彼自身がノッていることがよくわかりますよ。演出する側としてもさらに挑戦できると確信しています。実はスタッフには原作ファンを何人も入れています。彼らが場面毎に「うおー!」と喜んでいるくらい、原作の世界観をいい意味でいま拡げていっている。混沌から新しい時代をつくろうとした剣心の熱く強いスピリット、それをこの映画で体感してもらうべく、僕も役者もスタッフもすべてを注ぎ込んでいきます。ぜひご期待ください。

ちなみに、本作を実写映画化する話はこれまでに何度も持ち上がっていたものの、全28巻(完全版で全22巻)という原作の映像化は難しいということでなかなか実現には至らず、今回、3年越しでの準備の末に実現に至ったそうです。

原作者の和月伸宏さんからは以下のようなコメントが寄せられています。

<佐藤健さんへ>
この企画が動き始めたばかりの頃、妻と「主役の剣心は誰がいいかな?」と話したところ一番に挙がったのが佐藤健さんでした。なので決定した時は本当に驚き、それ以上に嬉しく思いました。素晴らしい演技、期待しています。

<大友啓史監督へ>
「龍馬伝」楽しく拝見させてもらいました。龍馬と弥太郎の対比が人間味溢れていて面白かったです。「るろうに剣心」原作はアクションの多い少年漫画ですが今回の映画では大友監督の人間ドラマの演出に期待しています。

今年は折しも1996年のテレビアニメ放送から15周年ということもあって記念サイトがオープンし、OVAと劇場版のBlu-ray化が決定、さらには新作アニメも制作されているとのことですが、それだけには留まらないようです。


コレは完全版の表紙第1巻を飾った剣心のイラスト。作者の和月伸宏さんは本作のあと「GUN BLAZE WEST」という比較的短期で打ち切られた作品を挟んで、アニメ化もされた「武装錬金」を連載、現在はジャンプスクエアで「エンバーミング」を連載中です。


『るろうに剣心ー明治剣客浪漫譚ー』2012年公開
原作:和月伸宏「るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-」(集英社 ジャンプ・コミックス刊)
監督:大友啓史
製作総指揮:ウィリアム・アイアトン
エグゼクティブプロデューサー:小岩井宏悦
プロデューサー:松橋真三、野村敏哉
製作:ワーナー・ブラザース映画
制作プロダクション:STUDIO SWAN(IMJ-E)

©和月伸宏/集英社

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in 映画, Posted by logc_nt