メモ

有川浩やあさのあつこ、森見登美彦らの新作書き下ろし小説つき入浴剤「ほっと文庫」が今年8月発売へ


人気作家の書き下ろし作品と入浴剤がセットになった「ほっと文庫」が、2011年8月3日(水)より順次発売されることが分かりました。

これはバンダイと角川書店のコラボレーション企画で、有川浩やあさのあつこ、森見登美彦、赤川次郎、桐生操、西加奈子といった人気小説家6名が、それぞれの入浴剤の香りに合わせて書き下ろした文庫本がついてくるというもの。全国のドラッグストアや量販店、スーパーマーケットの日用品売り場、一部の書店などで販売されていくそうです。


「ほっと文庫」の詳細については以下から。ほっと文庫 | 有川浩ら有名作家の新作書き下ろし小説つき入浴剤

バンダイと角川文庫とのコラボレーション企画として、人気作家の書き下ろし作品と入浴剤がセットになった「ほっと文庫」が発売されることが発表されました。2011年8月3日(水)から順次発売されていくとのこと。価格は各399円(税込)となっています。

セット内容の一例。左からパッケージ、文庫本、入浴剤。


各作家と文庫のタイトル、そして入浴剤の香りを対応させたものは下記の通り。1冊あたりのページ数はおよそ30ページ程度になる予定だそうです。香りのラインナップは入浴剤としてはよくあるものですが、発売時期が夏であることを考えると、ミントなど清涼感のあるものが入っていてもよかったかもしれません。

1:赤川次郎「三毛猫はジャスミンの香りがお好き」湯の色・白/ジャスミンの香り/保湿成分・ソケイエキス
2:あさのあつこ「桃の花は」湯の色・ピンク/桃の花の香り/保湿成分・モモ葉エキス
3:有川浩「ゆず、香る」湯の色・オレンジ/高知県馬路村 ゆずの香り/保湿成分・ユズ果子油
4:桐生操「姫君とバラの香り」湯の色・赤/バラの香り/保湿成分・ローズヒップ油
5:西加奈子「はちみつ色の」湯の色・黄/ハチミツの香り/保湿成分・ハチミツエキス
6:森見登美彦「郵便少年」湯の色・緑/森の香り/保湿成分・イタリアイトスギ種子エキス

各種類ごとのパッケージ一覧はこんな感じ。リリースには「ターゲットは読書を楽しんでいる幅広い層」とあるのですが、パッケージデザインがかわいい雰囲気にまとめられているため、どちらかというと文庫を読む習慣のある女性が手に取りそうなイメージを受けます。


入浴剤の香りをテーマにした小説ということで、やはり入浴中の読書が想定されているのですが、公式サイトに「小説は防水加工しておりません。水に濡れると紙がふやけたり、破れやすくなります。」と注意書きがあるため、文庫本自体に防水加工はされていないようです。

お風呂の中で読むという前提で企画された商品で、ページ数もさほど多くないため、できることなら専用カバーなどの配慮が欲しかったところです。ちなみに角川書店から出た変わり種の文庫本はこれが初めてではなく、1996年から2000年にかけて、小型サイズで1冊200円の「角川mini文庫」を刊行しており、当時人気絶頂だった「スレイヤーズ」なども発売されていたため、こういった企画を見ると懐かしい気持ちに駆られる人もいるかもしれません。

この記事のタイトルとURLをコピーする

・関連記事
お風呂であやしい実験気分が味わえる「まぜまぜねるるん入浴剤」 - GIGAZINE

明星のインスタント麺をスポンジと入浴剤にしたお風呂グッズ「カップニューヨク」 - GIGAZINE

コアラのマーチが入浴剤になって発売、溶けるとコレクション型のマスコット出現 - GIGAZINE

食品モチーフ入浴剤第6弾「不二家ミルキー入浴剤」新発売 - GIGAZINE

あの「うまい棒」が入浴剤になって登場 - GIGAZINE

ガリガリくんがアイスキャンディ型入浴剤になって発売 - GIGAZINE

in メモ, Posted by darkhorse_log

You can read the machine translated English article here.