ニンテンドー3DSがさらに値下がり、大型タイトル不在で週間販売台数はPSPの半分程度に
今年2月に発売された任天堂の最新携帯ゲーム機「ニンテンドー3DS」が初代ニンテンドーDSなどで見られた慢性的な品不足などは発生せず、順調に値下がりしていることを4月にお伝えしましたが、さらに値下がりしていることが明らかになりました。
また、本体の販売台数を牽引するような大型タイトルが不在なこともあって、週間販売台数は競合するPSPの半分程度に落ち着いています。
詳細は以下から。
価格.com - 任天堂 ニンテンドー3DS コスモブラック 価格比較
価格.com - 任天堂 ニンテンドー3DS アクアブルー 価格比較
大手価格情報サイト「価格.com」によると、2011年5月22日17:55現在、ニンテンドー3DSのコスモブラックが2万1150円、アクアブルーは2万1178円で販売されており、ほとんどの店舗で「在庫有り」の表示となっています。
なお、2011年4月2日12:10時点ではコスモブラックが2万1998円、アクアブルーが2万2470円で販売されていたため、アクアブルーについては1000円以上値下がりした計算に。
週間ソフト&ハードセルスルーランキング(2011年5月9日~5月15日)| 今週のランキング | メディアクリエイト
ちなみにゲームビジネスを中心としてリサーチやコンサルティングなどを手がけるメディアクリエイトが公開した2011年5月9日~5月15日のソフトおよびハード販売数ランキングによると、ニンテンドー3DSの販売台数は1万8324台で、3万4655台を売り上げたPSPの半分程度。
起爆剤となるような大型タイトルの不在もあって、品切れが続出してユーザーの手に届かない時期が長かった初代ニンテンドーDSの時とは打って変わったスローペースな普及状況となっていますが、今後マリオシリーズなどのビッグタイトルがリリースされる予定であることを考えると、ビッグタイトルが発売されて本体価格が高騰する前に、うまく時期を見定めて購入しておくのも1つの手なのではないでしょうか。
・関連記事
任天堂がWiiの後継機となる新型ゲーム機を2012年に発売決定 - GIGAZINE
「ニンテンドー3DS」は順調な滑り出しを記録、対応ソフトはやや低調に - GIGAZINE
「ニンテンドー3DS」は3Dゲーム利用時に本体の固定推奨、6歳以下の利用に注意喚起も - GIGAZINE
5000円もゲームソフトに支払わせるのは搾取的すぎるとアメリカの開発会社が従来のビジネスモデルを批判 - GIGAZINE
・関連コンテンツ