取材

「みのりスクランブル」制作快調、徳島の現役女子高生キャスト・高井さんがアフレコ初体験を語る


徳島を舞台に、徳島出身の声優を起用して、徳島のスタジオで制作されたアニメ「みのりスクランブル」の制作進捗報告会が、「マチ★アソビ vol.6」のイベントのひとつとして行われました。

報告会には、声優オーディションを突破した徳島の現役女子高生の高井舞香さんや、同じく本作の声優を務める五十嵐裕美さん、阿久津加菜さん、野中卓也監督、作画監督の茂木貴之さんが登場。アフレコを終えての感想や作画の進行状況などを語ってくれました。


詳細は以下から。みのりスクランブル!

まずは「みのりスクランブル」のユーフォーテーブルの近藤プロデューサーと、メインキャラの声優3名が登場。


左から、近藤プロデューサー、たまき役の五十嵐裕美さん、みのり役の阿久津加菜さん、晃役の高井舞香さん。


さらに、先ほどまで「Fate/Zero」の制作で触手を描いていたという野中監督と作画の茂木さんもやってきました。


野中卓也監督からは、「みのりの制作はかなり快調で、作画もほぼ終わりです。アフレコも終わっていて、なかなか豪華なキャスティングになりました」と制作快調の報告。


「つきねこの他にもマチアソビに関わってくださった声優さんが何名かキャストに入ってます。お母さん役は第1回の時にロープーウェイのナレーションをやってくれた坂本真綾さんで、さすがだったよね。ほかにも「マチ★アソビ」になじみの深い近藤隆さんもいるし。また徳島に来てくれるといいなと思ってるんですか、ていうか坂本真綾さんがマチ★アソビに来たら大変だよね(笑)」と近藤プロデューサー。


今回が初の作画監督となる茂木貴之さんは、「いやー、(作画枚数が多くて)大変でした。みのりスクランブルは徳島のスタッフと東京の若いスタッフで頑張って作ったのでよろしくお願いします」と笑顔で苦労を振り返ります。


GONZO、Production I.Gとの合同新作PV上映会でも上映された「みのりスクランブル」のPVが改めて上映されます。


「改めて声の入ったPVを見てみて、どうだった?」と、近藤プロデューサーがメインキャストに話を振ります。


「初アフレコはすごく緊張しました」と高井さん。この作品のオーディションで抜てきされた高井さんは人生初のアフレコに挑戦する形となり、収録後も居残りをして練習を重ねたとのこと。五十嵐さん、阿久津さんの2人も一緒に残って、さまざまなアドバイスをしてくれたそうです。


「五十嵐ばっかしゃべってるもんね。声がかぶるから一緒に取っているように見えるけど撮るのは別ですよ」と、近藤プロデューサー。

五十嵐さんいわく、「みのりは1人でしゃべってます。いまのところしゃべることばが『えび』と『たまき』しかないけど(笑)」とのこと。

みのり役の阿久津さんは「いや、PVの最後が『えび』で終わったなというのは衝撃ですよね。あと、みのりに関しては日本語をしゃべらない分、音で素直に捉えるじゃないですか。だから完成してみないと私からは何も言えないですが、すごい緊張します」と感想を述べています。


「初アフレコはすごく緊張しました」と高井さん。今回がアニメ初アフレコとなった高井さんは、収録後も居残りをして練習を重ねたとのこと。五十嵐さん、阿久津さんの2人も一緒に残って、さまざまなアドバイスをしてくれたそうです。


「アフレコでも周りのみなさんは優しくって安心しました。もっとこう、冷たいのかと思ってました」と感想を言った高井さんに、「まあ、そういう(冷たい)現場もあるけどね」と脅かす近藤プロデューサーに一同が「やめて!」と叫ぶように総ツッコミ。


近藤プロデューサーは「でもブースは緊張するよね。マイクに近いところに座るんですよ、回数行くから。その周りに大御所が。坂本さんとかどーんと座ってニコニコしてたよね」とアフレコ現場の状況を回想。


「みのりスクランブル」は作画枚数もすごいことになっているということで、作画の一部を会場に集まった人たちに公開。これから修正を入れる原稿ということで、撮影はNGでした。


みのりスクランブルもかなりの枚数になっているということですが、現在制作中の「ギョ」はさらにとんでもない枚数になっており、アニメの大作映画なみになっているそうです。

野中監督は「ここにいる茂木くんや、ほかにも長森くんといった作画スタッフがいるんですが、彼らは本当は東京スタッフなんです。僕が徳島でみのりを作るということで連れてきたんですが、彼らが本当にがんばってくれました。いいものになっていますので、ぜひ応援してください」とコメント。


「VTRチェックの時から、よく動くし、かわいいなと阿久津さんと話していました。昨今難しいアニメが多い中で、分かりやすいアニメになっています。皆さん軽い気持ちで見て下さい。元気でるので」と五十嵐さん。


「収録も楽しくやらせていただいて、きっと作品も楽しいものになっていると思うので、皆ぜひ見てください」と高井さん。


「徳島の声優さん・スタッフさんと作っていったので、徳島のみなさんにはぜひ見ていただきたいですね。がむしゃらにがんばったので、少しでも楽しんでいただけたらと思います」と阿久津さん。


「また、次の報告できると思うので、今日はここで。ありがとうございました!」という近藤プロデューサーの締めの言葉で報告会の幕が下りました。いよいよ制作は大詰めのようですが、完成が楽しみです。

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in 取材,   アニメ, Posted by darkhorse_log

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