取材

60分待ちの大行列、本日開店のミスタードーナツ新業態店「蒸しどーなつ 和っ花」で店内限定メニューを食べてきました


ミスタードーナツを運営する株式会社ダスキンが、新業態として和風蒸しドーナツ店「和っ花」をオープンするということで、早速行ってみることにしました。

オープン初日ということで、開店前から店の前には長蛇の列が発生。約1時間ほど並んで、蒸しドーナツ3種と、蒸したてが食べられるという店内限定メニュー「なごみ・蒸したて栗チーズ」「なごみ・蒸したてチーズスフレ」を食べてきました。和風蒸しドーナツという新しいジャンルのドーナツは、果たしてどんな味になっているのでしょうか。

というわけで、「和っ花」オープンの様子と蒸しドーナツの試食レビューは以下から。「和っ花」は大阪心斎橋駅から徒歩数分の、心斎橋筋商店街を入ってすぐの場所にあります。開店10分前にはすでに行列ができていました。


開店直前から開店後数分にかけて行列はどんどん伸びてゆき、商店街の外まで人が並んでいます。


さらに伸びます。


交通の妨げにならないよう、最後尾は御堂筋通りまで移動することに。この時点で60分待ちの状態。


約30分ほどで店内へ。店頭ではスタッフがオープン告知用のノベルティを配布しています。


これが配られたノベルティ


裏側には2月17日オープンの告知と地図が書いてあります。


中身はあぶらとり紙


店内にも人がひしめいていました。


入り口の通路を抜けると、ドーナツのディスプレイがあります。その奥にはレジが。


蒸しドーナツがきれいに飾られています。ちなみに展示されているのは実物ではなく模型とのこと。


列はディスプレイを取り巻くように作られ、このディスプレイを見ながら欲しいドーナツを選ぶことができます。


ドーナツを選んだら、この注文票に個数を記入します。


これは「13.きはだ・黒胡麻チーズ」。「北海道発酵バターやクリームチーズ、サワークリームで風味豊かなチーズケーキ風味の生地にチーズペーストをはさみ、黒胡麻をトッピングしました」とのこと。このように、ディスプレイには商品と品番、品名、解説が表示されています。


色とりどりの蒸しドーナツがぞろぞろ並んでいます。もちろん全種類購入したので、後ほど試食レビューをお届けします。


記入の仕方が分からなかったりしても、店員さんが優しく教えてくれます。


オープン初日ということで、レジの店員さんもやや緊張の面持ち。


レジで注文票を渡してお金を払い、蒸しドーナツが出てくるのを待ちます。


店内のインテリアはすべて和風で統一され、落ち着いた雰囲気。


店内で飲食する場合は、キッチンの脇を通って、奥の座席へ移動します。キッチンの中には店員さんたちの真剣な表情が。


中では声を掛け合ってフローを確認したり、身だしなみを整えたりする初日ならではの光景が繰り広げられていました。


座席は手前に一人用のテーブル、その奥に大テーブル、さらに一番奥には2人用のテーブルがあります。


団体さんが食べ終わったため、奥の座席が空きました。2人用の座席はこんな感じ。


席で待っていると、持ち帰り用に注文したドーナツを席まで持ってきてくれます。


店内で食べるために、別に注文したドーナツと「お点前・和風抹茶ラテ(450円)」が到着。


蒸しドーナツは色によって種類が分かれており、今回注文したのは国産ゆずピールを練り込み、沖縄産黒糖生地で仕上げた「こはく」シリーズ。こちらは「こはく・黒豆(230円)」。その名のとおり黒豆が埋まっています。白い部分はシュガーコーティングではなく、白あん。


ふんわりとした優しい甘さで、洋風ドーナツとは一風違った上品なあじわい。生地はしっとりとして柔らかく、ゆずがほのかに香ります。


黒豆は非常に滑らかに仕上がっており、味も白あんとのギャップが少なくなじんでいて、かなりの好印象。


「こはく・林檎(200円)」。ドーナツの中にりんごが埋まっています


りんごの入った部分をサクッとフォークでいただきます。アップルパイのような感じの風味が出ており、ゆずの香りとりんごの甘さがうまく調和して非常にさわやか。


「こはく・胡桃(200円)」。くるみの実がぎっしり埋め込まれています。


ゆずとくるみがケンカしてしまうのではないかと思ったのですが、口に入れるとまずくるみの香ばしさが感じられ、それが消えるころにゆずが香ってくるという感じで、香ばしさとさわやかさが重層的に感じられる不思議なドーナツになっています。甘さも控えめなので、甘さの強いドーナツが苦手な人でも、これなら食べられるかも知れません。


和風抹茶ラテは見た目が抹茶そのものですが、中身は牛乳で作ったラテなので、苦みはそこまで強くありません。


それでも苦いという人は、黒みつを投入しましょう。甘さのほかに香ばしさも加わり、よりコクのある飲み物になる感じ。


そして店内限定メニューの登場


こちらは「なごみ・蒸したて栗ちーず(280円)」。


フォークを刺す瞬間、その柔らかさに驚きました。スフレのようにフワフワです。


生地の間に栗とチーズクリームが挟まっています。生地は口に入れると溶けるような淡い食感。栗は柔らかく、嚙まなくてもホロホロと崩れます。生地、クリームからもふんわりと栗の香りが感じられますが、甘さはごくごくわずか。全体的に甘さを抑えたドーナツが多い中でも、これは特に甘さよりも風味を重視している感じ。たかがドーナツと侮れない完成度の高さです。


そして「なごみ・蒸したてちーずスフレ(350円)」。ドーナツ屋さんでスフレを食べることになるとは思いませんでしたが、蒸したてを食べることができるということで、なかなか本格的なスフレです。


スプーンを入れると表面がパリッと破れます。


表面はパリパリで甘みが詰まった飴のような味わい。中身はトロトロとしてとってもジューシー。卵黄がぜいたくに使われているようで、しっかりとした卵の風味が感じられます。


スフレの中に黒豆を発見


黒豆自体に強い甘さを持たせず仕上げているようで、こちらはスフレの洋風な砂糖の甘さにしっかりマッチしています。ドーナツでもスフレでも、黒豆の使い方は非常に上手な感じ。


普通に食べても十分甘いのですが、さらに上からカラメルソースをかけていただきます。


濃厚な甘さが卵とチーズの柔らかい香りとマッチして、とっても甘くて優しい感じの食べ物に。カラメルソースと表面の焦げ目の香ばしさが、豪華なデザートを演出してくれます。ほかのドーナツが甘さ控えめだったこともあって、甘さが際立ちます。正直なところ、この「ちーずスフレ」が抜群においしかったので、甘い物が好きな人は試してみてもいいかも知れません。


次回は「蒸しどーなつ 和っ花」の蒸しドーナツ全種類試食レビューを掲載予定です。

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in 取材,   試食, Posted by darkhorse_log

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