「Android 2.2」と「Android 2.1」の差がどれだけ大きいかが分かる実演デモムービー
本日行われたソフトバンクモバイルの2010年冬春モデル発表会で、同社は全スマートフォンに最新の「Android 2.2」を採用しましたが、「Android 2.2」と「Android 2.1」の差がどれだけ大きいのかを知ることができる実演デモムービーです。
「Dalvik JIT」というコンパイラを採用することで、従来の2~5倍にあたる高速動作を可能にするほか、ブラウザに採用された「V8 JavaScript エンジン」によってJavaScriptのパフォーマンスも2~3倍向上したということが今年5月に行われたGoogleの発表で明かされていましたが、ムービーで見るとその差は歴然です。
詳細は以下から。
まずは国内最大のディスプレイを備えたAndroid2.2スマートフォン「HTC Desire HD SoftBank 001HT」でベンチマークソフトを起動させてみました。球体が縦横無尽に動き回っています。
YouTube - Android2.2の「HTC Desire HD」のパフォーマンス
続いてはAndroid2.1版の「HTC Desire X06HT」で同じベンチマークソフトを起動。そもそも球体が表示されないという結果に。ちなみに「HTC Desire X06HT」も「HTC Desire HD SoftBank 001HT」も1GHzで駆動するSnapdragonチップセットを搭載していますが、前者が「QSD8250」であるのに対して、後者が最新の「MSM8255」であるため、チップセットの世代が異なることも影響しているようです。
YouTube - Android2.1版「HTC Desire」のパフォーマンス
「HTC Desire HD SoftBank 001HT」のメニュー画面をスクロールしてみたところ。非常に快適。
YouTube - 「HTC Desire HD」のメニュー画面をスクロール
語句を検索してみたところ。Wikipedia、Google、YouTubeなどからタブを切り替える感覚でシームレスに検索できます。
YouTube - 「HTC Desire HD」で検索してみた
ちなみにKDDIの「IS03」などはAndroid2.1で発売され、後ほど2.2へアップデートすることが決定していますが、ユーザーの快適さが大きく変わってくるところを考えると、一日も早いアップデートに期待したいところです。
ソフトバンクモバイルの2010年冬春モデル公式ページは以下。
ソフトバンク 2010冬 - 2011春 新商品発表 | ソフトバンクモバイル
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