取材

全長50cmの巨大な「ギガホルモン」を牛角で食べてきました


牛角が10月26日から「ギガホルモン」の提供を開始したそうなので、早速食べに行ってきました。

ホルモンとは内臓肉のことで、基本的に歯ごたえある部位が多く小さめにカットされて提供されることが多いのですが、「ギガホルモン」は長さ50cmのホルモンをそのまま焼いて、網の上でカットするというかなり豪快なもの。いったい通常のホルモンとどれぐらい違うのか、食べ比べてみました。

レビューは以下から。
ホルモンもでかうまっ 期間限定 ギガホルモン690円(税込735円)新メニュー盛りだくさん! | 炭火で焼肉が食べたい「牛角」
http://www.gyukaku.ne.jp/

牛角に到着。


ぶっかけラー油deネギカルビ、コロホルといったあたりがオススメのメニューのようですね。


しかし、やはりまず注文せねばならないのはこの「ギガホルモン」(税込725円)でしょう。


比較用に「コロホル」(税込410円)、「ツラミ」(税込410円)、「ホルモン」(税込515円)も注文。


そして、まずギガホルモンが到着しました。一塊になっているので、見た目は「あれ?こんなに小さいの?」と思ってしまうかも知れません。


しかし端っこをつかんで持ち上げてみると……確かに長い!


全長50cmは伊達じゃありません。


網の上にぐるっと円を描くように置いて焼いていきます。じゅじゅー。


すぐに縮みはじめて網の上のスペースが空いたので、普通のホルモンも焼き始めることにしました。


これがホルモン 塩だれ。


こちらはホルモン 味噌だれ。


ギガホルモンは焼き上がるとこのはさみでカットして食べやすい大きさにしてから食べます。さすがに1本そのまま食べるのは無茶です。


ちょきちょき。


カット完了。ふにゃんふにゃんした食感と、とろりととろけるような脂分がタレの甘味と相まって食欲をそそります。白ごはんがあればホルモン乗せライスでおかわりできそうなほど。今回は普通のホルモンと同じぐらいのサイズにカットしましたが、もっと食感をしっかり楽しみたいという人は大きめにカットした方がより幸せになれそうです。


普通のホルモンも焼き上がりました。ちょっと独特のクセがあるため、塩よりは味噌だれの方がおいしい気がしました。


こちらはコロホル塩だれ。店員さんによると匂いがきつめとのことでしたが、焼いて食べてもあまり気になりませんでした。


コロホル味噌だれ。普通のホルモンよりも薄めなので、ホルモンのあの食感が好きな人は物足りないかも。中にはちょっと塊のように大きな部分もあり、そこはしっかりと食感を楽しめるものになっていました。


脂が少なめのほほ肉、ツラミ 塩だれ。


ツラミ 味噌だれ。


正直、1つ1つがかなり小さめで、美味しいのですが「もっと!もっと!」という気分になります。これはちょっと多めに注文して一気に網の上で焼いた方がイイかも。


これでホルモン類が終了したので、引き続きオリジナルメニューに突入。


「王様ハラミ」(税込725円)、塩バターと味噌にんにく。


かなり大きいのではさみで切って食べてくださいとのこと。


このデカさ、たまりません。


しっかりとした厚みは、本当にステーキのようにジューシー。ただ、大きいだけに焼けるまでにちょっと時間が掛かってしまうのが難点です。


次に「ぶっかけラー油deネギカルビ」(税込620円)。


焼いたカルビに、このたっぷりのネギラー油をのせて食べる一品。


カルビは薄めなのですぐに焼き上がります。


そこにラー油をどっさりとのせます。


「またラー油便乗商品か」と思ってしまいましたが、たっぷりのネギでシャキシャキした食感を補ったこのラー油は非常に美味。もちろん肉との相性もバッチリで「なぜ今までコレを出さなかったのか!?」というほどのものです。このラー油が牛角オリジナルなのだとしたら、桃屋、S&Bに続くかなりイケてるラー油の登場なのではないでしょうか。


「ガリバタカルビ」(税込515円)。


ガーリックバターの入った皿を網の上で熱してバターを溶かし、そこにカルビをつけて食べます。


バターとガーリックの香ばしい香りがいいですね。


網焼きの焼肉でバターの風味を味わえるというのが嬉しいかも。


「月見カルビ」(税込620円)。


名前の通り、焼いたカルビを卵につけて食べます。


すき焼き風で、タレの少ない部分の肉は味が卵に負けてしまう感じ。


「チーズフォンデュdeチキンバジル」(税込620円)。


先ほどガーリックバターを焼きましたが、今度はチーズを溶かしてチーズフォンデュにして食べます。


とろけたチーズを絡めて食べる鶏肉は焼肉屋のメニューとは思えない品。濃厚なチーズは格別です。しかし、チキン自体の塊が小さい気が……。


そしてサイドメニューへ。これは「ピーナッツもやしのピリ辛ナムル」(税込305円)。普通のもやしよりも豆(芽)部分の食感がしっかりしているのは、ピーナッツから生まれたもやしだからなのでしょうか。


「ねぎラー油deやっこ」(税込410円)。冷や奴に食べるラー油をどさっと乗せたもの。


うまくないわけがないこの組み合わせ、家でも真似したい一品です。おつまみに最適。


「韓国風王様やっこ」(レギュラーサイズ、税込490円)。温玉風の卵がのっていますが、黄身は完熟でした。ちょっと辛めのたれがかかっていて食が進みます。


余っていたねぎラー油をすべて冷ややっこにかけていただきました。食べるラー油のいけないところは食べ過ぎてしまう点ですね……。


最後は七輪deデザートで締めることにしました。


焼きどらアイス(1つ税込305円)。抹茶とバニラがあります。


表面を網の上で炙ってから食べます。


どれぐらい炙ればいいのかがよくわかりませんでしたが、サイズが小さくてちょっと不満。


「メイプルnaポンテバニラ」(税込200円)。


生地を炙って、そこにバニラアイスをのせて食べます。


しっかりパリパリになるまで炙るとサクサク食感と冷たいバニラアイスのギャップを楽しむことができます。


そして最後は「生キャラメルde桃バニラ」(税込305円)。生キャラメルを炙り、バニラアイスにかけて食べます。


焦げつくギリギリまで頑張るのがコツっぽいです。


ギガホルモンは焼いているうちに縮んでしまって大きさのインパクトは焼く直前までしかありませんが、こういう大きなメニューにありがちな大味なものではなく、普通のホルモンと比べても遜色ない品でした。むしろ、自分で好みの大きさにカットできるので、「普通の焼肉屋のホルモンは小さくて食べ応えが……」と不満を抱いている人はきっと満足できる品だと思います。

今回は他のホルモンも食べるために1つしか注文しませんでしたが、同時に2~3つ注文して一気に焼いて食べるとかなり幸せになれそうな気がしました。

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in 取材,   試食, Posted by logc_nt

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