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警察が描いた似顔絵と逮捕した犯人を比べてみた画像いろいろ


凶悪な犯罪者が逃亡している時、警察は事件の関係者から犯人の特徴を聞き出し、似顔絵を描きますが、そういった似顔絵と実際に捕まった犯人を比較した画像がいろいろと公開されていました。

海外の事例ではありますが、日本の警察で描かれるものとよくタッチが似ているものから、もう少し漫画っぽい絵柄まで、いろいろな筆致で描かれていることが分かります。当然本人を見て描いたわけではないので似ている具合に差はありますが、確かにこれなら逮捕の手がかりになると思わせるものも多くありました。

詳細は以下から。1985年~2000年の間に10件もの殺人事件を起こしたLonnie Franklin被告。警察の書いた似顔絵は右が一番古く、左に行くにつれて新しくなっています。似顔絵だとやや渋めの男性に見えますが、実際の犯人はもう少しふっくらしていたようです。


殺人、強姦、強盗の容疑で逮捕されたMark Goudeau被告。顔のパーツごとの特徴をよく押さえた似顔絵になっています。


2004年にIBMの代表取締役・Diane Holik氏殺害の容疑で逮捕されたPatrick Russo被告。似顔絵と比べると本人の方が若い印象を受けます。彼には終身刑が言い渡されたということです。


女児誘拐の容疑で逮捕されたPaula Lynn Roach被告。顔のりんかくの特徴がばっちりとらえられています。


テロリストであり、白人優越論者、かつ急進的な妊娠中絶合法化反対の活動家でもあるエリック・ルドルフ被告。警察が公表する似顔絵でこれだけ二枚目に描かれているというのも珍しいですが、確かに本人に似ています。彼は自らが行った中絶医院やアトランタ公園などの爆撃などのために、5つにもおよぶ終身刑を課せられたそうです。


ハイウェイ脇でタイヤの交換をしていた男性の頭を打ち抜いたという殺人の容疑で逮捕されたMikhail Markhasev被告。似顔絵の方が目力が強い。


ビルの爆撃で168人もの命を奪ったことで、2001年6月に死刑が執行されたTimothy McVeigh死刑囚。似顔絵はシンプルな筆致ながら、犯人の顔の印象を押さえているのがすごい。


郵便物に爆弾を仕込み、3人を殺害、ほかにも多くの負傷者を出したTed Kaczynski被告。彼はとらえられ、終身刑を言い渡されたそうですが、この似顔絵は似ているいない以前に、サングラスが特徴的すぎてイマイチ判別できない気がします。そういった意味では犯人の変装は成功していたと言えるのかもしれません。


サンフランシスコの殺人鬼の模倣犯として、Heriberto Sedaは警察に手紙を送った後に3人を殺害、8人を狙撃しました。似顔絵と本人では顔の濃さが相当異なり、別人にも見えますが無事に逮捕され、終身刑が言い渡されたそうです。


「ナイト・ストーカー」と呼ばれ、13人を殺害し、11人に性的暴行を行い、14人に対し強盗を犯したRichard Ramirez死刑囚。完全に一致しているとは言わないまでも、確かにこの似顔絵を見てから犯人を見かけたとしたらハッと気づかせるだけの効果はありそうです。


ほかにも、犯罪者とその似顔絵の比較はここから見ることができます。
Sketchy Characters: How Accurate Are Police Sketches? - Newsweek

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in メモ, Posted by darkhorse_log

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