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インクは血よりも高い、プリンターのインクカートリッジがどれだけ高価なのかが一目で分かるグラフ


プリンターのインクが切れたので買いに行ったら、怒りをおぼえるまでの高価さに驚愕したという人は多いかと思います。ほとんどの場合、インクはそれぞれのメーカーの専用品で安い代替品は手に入れにくいため、馬鹿馬鹿しいと思いながらも純正品を買わざるを得ません。

そこで、プリンターのインクカートリッジはいったいどれだけ高価なのかが一目で分かるように、他の身近な液体の価格と合わせて、1枚のグラフにまとめてみました。

詳細は以下。
The Price of a Gallon: 47 liquids compared

これがそのグラフ(単位:円/グラム)。プリンターのインクは1グラムあたり約68円と血液の倍以上となっており、まさに「インクの一滴は血の一滴」という状況。ちなみに上記サイトによると高級香水の代名詞、シャネルのNo.5はさらに高価で1グラムあたり約650円になるそうです。


消費者の対抗策としては、インクカートリッジにインクを注射器で詰め替えたり、廃棄カートリッジをリサイクルしたサードパーティ製のインクを利用するというものがあります。しかし、2006年にリサイクルインクカートリッジ業者に対しキヤノンが販売差し止めの訴訟を行い勝訴するなど、非純正インクを排除しようとする動きもあります。

中にはプリンタに外部インクタンクを増設して、直接交換インクを注げるように改造している猛者も。

INK CONTINUATION SUPPLY SYSTEM


プリンターは、本体を安く販売しインクなどのサプライ品で利益を上げるというビジネスモデルを採用しているものがほとんどですが、インクカートリッジ2セットで安いプリンタが1台買えてしまうような価格になってしまうなど、本末転倒になってしまうケースもあるようです。

たくさん印刷すればするほど、かかる費用が爆増してしまうようになるよりは、インセンティブモデルが改められた昨今の携帯電話のように「導入価格を上げる代わりにランニングコストを安くする」といったビジネスモデルに転換するというのも1つの手ではないでしょうか。

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in メモ, Posted by darkhorse_log

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