Google初の自社製スマートフォン「Nexus One」が投入間近、iPhoneと大激突必至
マイクロソフトの「Windows Mobile」を採用したモデルやAppleのiPhoneに続く新たなプラットフォームとして、検索エンジンやYouTubeをはじめとした各種サービスを利用できるGoogleの携帯電話向けOS「Android」を採用したスマートフォンが注目を集めていますが、ついにGoogle自身が「Nexus One」と呼ばれる初の自社製スマートフォンを投入する予定であることが明らかになりました。
つまりAppleのiPhoneと同様に、プラットフォームを提供しているメーカー自身が端末を手がけることになりますが、もし市場に投入されれば大激突は避けられないのではないでしょうか。
詳細は以下から。
Nexus One: Google Phone confirmed with some details
この記事によると、Googleは早ければ2010年1月にも同社初となるAndroid搭載スマートフォン「Nexus One」を投入するとみられているそうです。
「Nexus One」はソニー・エリクソンの「XPERIA X10」やMotoloraの「Droid」といった最新のAndroidスマートフォンが採用しているものよりも新しいバージョンとなる「Android 2.1」を採用するとされています。
また、気になる「Nexus One」のスペックですが、1GHzの動作を実現するQualcomm製のSnapdragonプロセッサや高い解像度の有機ELディスプレイ、音声を文章に変換する機能、タッチスクリーンやソフトウェアキーボードなどを備えたモデルとされており、価格は500ドル(約4万4500円)でアメリカのAT&TやヨーロッパのT-Mobileから発売されるとのこと。
これが「Nexus One」とされるモデルです。開発には初のAndroidスマートフォンを発売したことでも知られるHTCが携わっています。
背面はこんな感じ
なお、Googleの公式ブログによると、Google社内で新たなモバイル製品に関する実験が開始されたそうです。この実験はAndroidプラットフォーム上で動くソフトウェアと、革新的なハードウェアを組み合わせたものであるとのことで、製品の詳細に関しては実験を終えた後に公開するとされています。
Official Google Mobile Blog: An Android dogfood diet for the holidays
以下のリンクに「Nexus One」のものとされる高解像度写真があります。
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