まさに「巨大ロボット祭り」、とにかくデカいマジンガーや武器だらけのコンバトラーVなどの新製品をバンダイ社内で見てきました
バンダイといえば「スーパーロボット」、そのラインナップはまさに日本のアニメに出てくる巨大ロボの歴史そのものと言っても過言ではありません。
今回は全長約60cmの巨大な「マジンガーZ」、合体ギミックに追加兵装が山盛りとなった「コンバトラーV」、光り輝く黄金のボディと全身が鉄拳に変形するギミックが特徴的な「真マジンガーZ ゴールドVer.」、スケールモデラーも唸らせるこだわり抜いた精密感がウリのマクロスFに出てきた「クァドラン・レア」、筋肉質かつミリタリーっぽい表現でアニメとは違った雰囲気がただようノベライズ版エヴァンゲリオン初号機「スーパーエヴァンゲリオン」、そしてトイとして極限のディティールを追求した「ユニコーンガンダム」など、熱いロボット系プロダクトが発売されるということで、取材に行っていろいろと話を聞いてきました。
山ほど撮影してきた画像の数々は以下から。
こどもから大人まで楽しめるバンダイ公式ショッピングサイト
http://p-bandai.jp/
目次:
◆ジャンボマシンダーNEO マジンガーZ
◆超合金魂 GX-50 コン・バトラーV
◆S.H.フィギュアーツ スーパーサイヤ人孫悟空&ピッコロ
◆超合金魂GX-49G 真マジンガーZ ゴールドVer.
◆DX超合金 マクロス・クォーター
◆ROBOT魂<SIDE VF>クァドラン レア(ピクシー小隊機)
◆BIG FOOT Player ダンガン号 ノーズアートモデル
◆超合金 エヴァンゲリオン-ANIMA- スーパーエヴァンゲリオン
◆ROBOT魂<SIDE AS> サベージ(クロスボウ)
◆超造形魂 モンスターハンター第4弾
◆S.H.フィギュアーツ キュアミント&キュアルージュ DXセット
◆S.I.C.極魂 仮面ライダーファイズ&ブラスターフォーム&アクセルフォーム&オートバジン
◆ROBOT魂 紅蓮聖天八極式(ぐれんせいてんはっきょくしき) vs ランスロット・アルビオン~エナジーウイング HYPER SET~
◆ROBOT魂<SIDE KMF> トリスタン・ディバイダー
◆ROBOT魂<SIDE MS>ダブルオーガンダム トランザムライザー
◆GUNDAM FIX FIGURATION METAL COMPOSITE ユニコーンガンダム
◆ジャンボマシンダーNEO マジンガーZ
バンダイ(以下「バ」):
「実は2月から3月にかけて新製品ラッシュでしてマクロスからフルメタル・パニック!から色々出るんです。このNEOマジンガーも撮影や調整など色々ありまして、実物がなんとか今日本社に戻ってきたんですよ」
GIGAZINE(以下「G」):
「これは……ものすごい存在感ですね」
バ:
「間近でみると私たちでも圧倒されます。一般販売向けの量産モデルではここまでのサイズのものはなかなかないと思います。」
G:
「実物大ガンダムの時もそうだったんですけど、これはもうどこから撮っても絵になりますね」
バ:
「大きなパーツが多いのですけれどもボテッとしてしまわないように、プロポーションもだいぶ気を使っています。」
バ:
「下半身は固定ですが、上半身はポージングも可能ですから、ブレストファイヤーとか好きなポーズで飾って頂けます。」
ホバーパイルダーの着脱も可能
劇中のように翼の展開ギミックがある。
クリアのキャノピーから内部が見える。バイク型のハンドルレバーなど、コックピット内まで劇中のように作り込んであるとのこと。
バ:
「超合金と並べてみるとこんな感じです」
人間と比べてもこの大きさ。とにかくデカい。
G:
「これだけ大きいと動かして遊ぶっていう要素は難しいのでは?」
バ:
「ロケットパンチは実際に手が飛ばせるユニットを設計してあります。今日はまだ機構だけの試作なので重たくて飛ばせないんですけど、本番は、発射する腕がウレタンなどの軽いパーツになり、実際に飛ばして遊べるようになります」
バ:
「コン・バトラーVは10年前に超合金魂で発売された事のあるアイテムで、今回はフルモデルチェンジになります。ちょっと懐かしい作品なんですけれども、イメージは尊重しつつ、ロボットとしてもかっこいいプロポーションになるように気を使っています。ギミックや構造は、10年の技術の蓄積が活かされていて、色々な所が進化しているんですよ。」
合体ムービーその1。
超合金魂 GX-50 コン・バトラーV 合体シーケンス 1/2
合体ムービーその2。
超合金魂 GX-50 コン・バトラーV 合体シーケンス 2/2
兵装が多いのでスタンドもかなり大型化しました。
G:
「指先の表現もかなりこだわっている感じですが」
バ:
「手はポーズの要で、これを基軸にイメージも決まってしまったりします。最初に手ありきで作るポージングなんてのもありですしね。今回は、武器を握る可動の手、つかみかかるような平手、力強く握った手……と用途に分けた3種類があります。」
バ:
「上半身の合体や可動で大きく変更されたのがこの部分。1号の結合にロックが採用されたのと、右腕を見てもらえれば分かるのですが、ぐっと肩が前に出るようになりました。これによって両手を胸前で合わせる系の必殺技ポーズがとれるようになっています」
超電磁ヨーヨー・ダブルカッター。アニメでは第4話でのみ登場。通常の超電磁ヨーヨーを2つ重ねた強力な武器として活躍しました。
バ:
「今回は超電磁ヨーヨーの“ヒモ”であるクリアイエローのエフェクトパーツが付いて、こういった投擲状態も再現できます」
アトミックバーナー
超電磁クレーン
バトルガレッガー
超電磁スピン。前作でもこれは再現できましたが、今回はより自然にポージングでき、先端のクリスタルカッターもさらにシャープな造形にリファインされました。
腹部ミサイルのビッグブラストは透明部品のエフェクトパーツで射出状態を再現できます。
先端パーツの交換で、多弾頭のビッグブラスト・ディバイダーも再現。
ツインランサー
前回に無い武装としてカッターキックも再現できます。
アフレコを新規に行い、音声処理や編集を完全リミックスしたドラゴンボール改が放映されるなど、幅広い年齢層に人気のあるドラゴンボール。その中からスーパーサイヤ人モードの主人公孫悟空と、永遠の敵役・ピッコロが発売になります。
気を練る悟空。スーパーサイヤ人状態のオーラのようなエフェクトが見えるかのようです。
首や肩の関節は肉体のラインを崩さないようなアレンジ。立ちのぼる毛先も動きを感じさせる、かなり気の使われたもの。
後ろからだとこんな感じ。
道着のシワも実際の布のようなリアルな表現。
手首と顔面を差し替えることで「かめはめ波」ポーズを取らせて飾っておくこともできます。
細かなポーズの調整で「オレのかめはめ波」を追求するのもいいかもしれません。
後ろから。
続いてピッコロ。
箱のデザインはまだ調整中とのことですが、ハーフトーン処理されたピッコロがあしらわれたクールなもの。
まずは魔貫光殺砲ポーズから。
バトルシーンでしばしば見られた額の血管も再現。
パーツの差し替えで腕組み状態にも。
こちらのポーズも印象に残っている人が多いかと思います。
服と同様にマントの質感の再現もなかなかのもの。
2009年のアニメ「真マジンガー 衝撃!Z編」に登場する、ゴッドスクランダーを装着したマジンガーZの最終形態を再現。
今回のアニメでは、マジンガー自身がその象徴ともいえるロケットパンチ型の巨大な拳に変形するという驚きのギミックがあり、「輝くゼウスの名のもとに!!!」のセリフとともに繰り出される「ビッグバン・パンチ」は多くのアニメファンを圧倒しました。
バ:
「劇中でビッグバン・パンチ形態になると、全体が黄金に光り輝くんですけれども、今回はそれを再現したモデルになっています」
G:
「単に玩具の特別モデルとしてメッキ仕様になっているわけではないんですね」
スタンドは通常版と同様の物が付属(付属のプレートの色のみ赤から金色に変わる予定)。「立ち」「スクランダーを装備した飛行状態」「ビッグバンパンチ状態」のどれでも好きな形態で飾っておくことができるお役立ちアイテムとなっています。
「マクロスF」に登場する、可変攻撃宇宙空母「マクロス・クォーター」は名前の通り従来のマクロスの約4分の1のサイズにも関わらず、強力な兵装と大出力の動力炉を持ち、高い攻撃力を持っているという設定ですが、この「マクロス・クォーター」をビッグスケールで再現。超大型の船体を合体させ、強攻型へと変形させていく満足感がたまらないモデルとなっています。
すでに箱からして超巨大。かなり期待させてくれます。
中身はこんな感じ。
劇中では5隻の艦艇が合体するという設定でしたが、これを再現。
合体するとこの通り。
ブースターだらけの背面もかなりの迫力。
斜め後ろから。
飛行甲板のエレベーターはこんな感じで再現。
赤いクァドラン・レアやVF-25Fなどのフィギュアも付属し、このように飾って遊べます。
強攻型へ変形させてみました。
変形はこんな感じ。
DX超合金 マクロス・クォーター 強攻型への変形
ガトリング式バスターキャノンはあまりにも巨大なため専用のスタンドが付属します。
もちろん重量子反応砲モード(マクロスキャノン)にも展開可能。
大スケールなのでディティールもびっしり作り込まれています。
背面から。変形ギミックでディティールを省略した感はほとんどありません。
シールドのマウントはこの通り。
箱と比べると大きさが分かるかも。これが机の上にあったら相当な存在感になりそう。
ポージングの自由度もかなり高そうです。
◆ROBOT魂<SIDE VF>クァドラン レア(ピクシー小隊機)
アニメ「マクロスF」に登場、2050年末の話中では広く一般的に用いられている機体という設定の「クァドラン・レア」。作品中のメカニックデザインはいかにも実在の兵器という感じで、スケールモデラーからの評価も高い同シリーズですが、このモデルもかなり武骨かつシャープに仕上がっています。
小スケールながら細かいところの甘さがありません。
立ち姿のプロポーションもさすがです。
ひとつひとつのパーツにかなり精密感があります。
肩ハッチも小さいながら可動。
バ:
「フィギュアはネネ・ローラ版とララミア・レレニア版を同梱しています。色などの大きな差はないんですけど、企画のチーム内にかなりこだわった人がいまして、3人組の小隊機なんですが、みんな胸の大きさが違うということで……(笑)そこのところを作り分け、どちらでも好きなほうを自分の設定で載せていただけるという風になっております。」
G:
「そこまでやるんですか」
バ:
「そのための型を起こしてますので、贅沢と言えば贅沢なモデルですね」
◆BIG FOOT Player ダンガン号 ノーズアートモデル
話題を集めたSFアニメ「バスカッシュ!」と、11月21日(土)から劇場版が公開されている「マクロスF」のコラボレーションモデル。「バスカッシュ!」の主人公ダン・JDが駆るビッグフット「ダンガン号」に”銀河の妖精”シェリル・ノームのノーズアートが入ったものとなっています。
後ろからみるとこんな感じ。
肩や手の甲、かかとといった細かい部分にも「マクロスF」からのモチーフが描かれたかなりユニークなモデルとなっていました。
ビッグフットは車のような胴体に細い手足を組み合わせたユーモラスな構成ですが、すっきりとバランスよくまとまったプロポーションをしています。
細身と言っても弱々しいところはなく、しなやかさを感じさせるものであり、劇中で繰り広げられたバスケアクションが浮かんでくるようです。
©河森正治、ロマン・トマ/バスカッシュ!製作委員会・MBS
©2007 ビックウエスト/マクロスF製作委員会・MBS
◆超合金 エヴァンゲリオン-ANIMA- スーパーエヴァンゲリオン
バ:
「電撃ホビーマガジンで連載されている公式ノベライズ版『新世紀エヴァンゲリオンANIMA』に登場する機体です。山下いくとさん監修で、TVや映画ではオミットされてきた部分を描いて思いっきりやるというコンセプトのものですね」
G:
「やはりアニメ版のエヴァンゲリオンとはかなり印象が違った造形になっていますね」
バ:
「表面処理がマットになったりネルフマークやナンバリングなどのマーキングが入ったり、ミリタリーっぽい仕上がりになっています。色はまだ試作段階でややパステル調なんですけど、これからもう少し重たい感じになっていきます。武器とかも色々ついたり、様々なベイやハッチの開閉ギミックも入れていく予定です」
G:
「作り手としてアニメ版とノベライズ版のデザインの差というのはどこにあると感じますか?」
バ:
「そうですね……大きな変更はないのですが原作からさらにブラッシュアップがかけられているという感じですね。ですので商品化にあたってどこまでディティールを詰めていけるかが大事になると思います。」
賀東招二の「フルメタル・パニック!」はミリタリーものと学園ラブコメをミックスすることに成功したライトノベル。第8巻「燃えるワン・マン・フォース」では主人公相良宗介が、アーム・スレイブ同士を戦わせる闇の闘技会に出場しますが、彼が搭乗するのがこのRk-92 サベージ。旧式のマシンを用いて最新型のアームスレイブと戦う描写が、戦争のプロとしての主人公の横顔を描き出していました。
外見だけ見ると、いわゆる「カッコイイ」からは遠い印象を受けますが、小説での奮闘っぷりはなかなかのものでした。
作中のカスタムカラーのサベージを再現。
後ろ姿もどことなくユーモラスです。
白兵戦用のHEATハンマーは付属のパーツで背中にマウントも可能になるようです。
◆超造形魂 モンスターハンター第4弾
PCをはじめ、PSP、PS2、Wiiさらには携帯電話など様々な機種で展開されているモンスターハンターは、文字通り様々なモンスターを退治したり捕獲したりしながら冒険を進めていくハンティングアクション。オンラインで仲間と協力してプレイできるという楽しみもあり大人気となっていますが、そこに登場するモンスターを生物的な造形とリアルな彩色でモデルアップ。
ウラガンキン
モノブロス
モノブロス(亜種)
ウカムルバス
ガノトトス
ガノトトス(亜種)
ベリオロス
オオナズチ
◆S.H.フィギュアーツ キュアミント&キュアルージュ DXセット
ABC・テレビ朝日系列で放映されている「プリキュア」シリーズは2004年の初代「ふたりはプリキュア」放送開始から5年。2007年から2009年にかけて放送された「Yes! プリキュア5」「Yes! プリキュア5 GoGo!」からは、これまでにキュアドリーム・キュアレモネード・キュアアクアが発表されていますが魂web商店にてキュアミント&キュアルージュが登場です。(2009年11月27日予約締切済み)これで5人のプリキュアが勢ぞろい!となります。
まずはキュアミント。試作段階なので彩色はまだこれからとのこと。
キュアルージュ。「情熱の赤い炎」の名乗り通り、力の入った表情が再現されています。
付属するスタンド。
先ほどの画像のように自立も可能ですが、スタンドを利用することでより自由なポージングが可能になります。
というわけで5体勢揃い。
早くコレクションを完成させたい人にとっては待ち遠しい二体ではないでしょうか。
◆S.I.C.極魂 仮面ライダーファイズ&ブラスターフォーム&アクセルフォーム&オートバジン
「仮面ライダー555(ファイズ)」は2004年に放映された「平成仮面ライダー」シリーズの第4作。善と悪という二元的なストーリーではなく、怪人・ライダー両側の苦悩を描いた本作はシリーズの中でも難解なものとなっており、放映から5年たった今も根強いファンがいるわけですが今回は主人公の仮面ライダーファイズ、そしてその進化形態であるブラスターフォームとアクセルフォーム、さらにファイズが駆る可変型二輪ビークル、オートバジンをモデル化。
まずは、仮面ライダーファイズとオートバジンから。それぞれ別売りされるとのこと。
これもまだ試作段階ですが、バトルモードへの変形も可能になります。
ファイズと合わせた際のプロポーションもなかなかのもの。
仮面ライダーシリーズでは毎回重要な位置づけをされている「バイク」のモデルアップだけに細かいディティールまでよく作り込まれています。
仮面ライダーファイズ アクセルフォーム
リストウォッチ型デバイスのファイズアクセルを利用することで超加速できるアクセルモードへ移行しあらゆる動作を通常の1000倍の速度で行うことが可能というキャラクター設定。
後ろから。
仮面ライダーファイズ・ブラスターフォーム
背部のフォトン・フィールド・フローターも可動で再現されています。
フォトンブレイカーモードに移行したファイズブラスターを装備。
◆ROBOT魂 紅蓮聖天八極式(ぐれんせいてんはっきょくしき) vs ランスロット・アルビオン~エナジーウイング HYPER SET~
「コードギアス 反逆のルルーシュR2」に登場するナイトメアフレーム、紅蓮聖天八極式とランスロット・アルビオン。これらの追加パーツとして、従来の商品に付属していたエナジーウィングを超大型化したセットが発売されます。
ランスロットと従来のエナジーウィング。これもかなり大きく印象的なものでした。
ランスロット向けには「通常射撃モード」「ハドロン・モード」「フルバースト・モード」の3種類のスーパーヴァリス(可変弾薬反発衝撃砲)が付属しています。
ほぼ本体と同じ大きさ。
紅蓮に装着するとこんな感じ。いわゆる「特攻モード」も再現可能となっています。
さらに右手に装備している輻射波動の「光輪」とロケットハーケン用ワイヤーも付属するとのこと。
本体は付属しませんが、この迫力だと思わず2体とも欲しくなります。
◆ROBOT魂<SIDE KMF> トリスタン・ディバイダー
「コードギアス 反逆のルルーシュ」からはさらにもう一つ、劇中でランスロット・アルビオンとの戦闘に敗北し中破したジノ専用KMFトリスタンを改修、パワーアップしたのがこのトリスタン・ディバイダー。
黒の騎士団による改修でフロートシステムは飛翔滑走翼に換装。
戦いによって両断されたエクスカリバーは、このように側面にマウントされるようになりました。
◆ROBOT魂<SIDE MS>ダブルオーガンダム トランザムライザー
ダブルオーガンダムのツインドライヴシステムを安定させる支援戦闘機オーライザーと合体した「トランザムライザー」形態の中でも、トランザムシステムを使用中の赤い光に包まれた機体をクリアカラーで再現。大出力GNソードIIIを装備することでさらに迫力のあるポージングが可能となっています。
こちらもスタンドで自由なポーズが可能。
背面のオーライザーもクリア成形。
劇中の真剣白刃取りを再現するための差し替え手首も付属
アームガード部分はブルーのノーマルカラーとメタリックレッドのトランザムカラーを用意。ノーマルカラーのGNソードIIIのみの単品販売版も魂ウェブ商店で受注中です。
大出力GNソードはもう想像を超えるサイズ。製品版ではブレードに色が付きます。
左手指先の表現とあいまって、躍動感倍増。
色が付いた版のブレード。ノーマルと比べると大出力GNソードのサイズがよくわかります。
ブレードを支えるスタンド付き。
◆GUNDAM FIX FIGURATION METAL COMPOSITE ユニコーンガンダム
「亡国のイージス」「終戦のローレライ」など戦場のハードな描写で知られる小説家、福井晴敏原作によるアニメ「機動戦士ガンダムUC」に登場するユニコーンガンダム。時系列としては「逆襲のシャア」の後となるため、カトキハジメ氏によるデザインはダブルゼータガンダムなど「原点回帰」といもいえるものになっています。
いかついデザインはまさに原点回帰。肩周り、膝下周りのゴツゴツ感がたまらないという人は多いのではないでしょうか。
デストロイモードでは、このようにカバーがずれてサイコフレームの露出を再現。
大スケールということもありこれでもかとばかり色んなハッチや関節が動きます。
角は可動式と固定式に差し替え可能。
様々な兵装が付属するのでそれに応じて手首も差し替え式。
これまでもバンダイの本社や工場に何度か取材でお邪魔していますが、その度にまったく新しいテーマで挑戦しているバンダイ開発陣のアイディアの豊富さに脱帽する思いです。同じ作品の同じメカをリメイクしても、常に新しい解釈を加え、今だからできるギミックを追加するなど、決して古びないようにするという努力があるのでしょう。ストーリーや絵の作り手だけでなく、こういったトイの分野の果てしないチャレンジもまた、日本のアニメ文化を支えているのだと感じました。
こどもから大人まで楽しめるバンダイ公式ショッピングサイト
http://p-bandai.jp/
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