食べても食べても肉の山、パティ7枚重ねのバーガーキング「Windows7 WHOPPER」試食レビュー

10月22日(木)にマイクロソフトの新しいOS「Windows7」が発売となりました。これを記念して、バーガーキングでパティを7枚も使用したとんでもないハンバーガー「Windows7 WHOPPER」が発売されています。本来は1500円のところ、10月28日(水)までは各店舗先着30名だけ777円になるということで、期間終了直前に駆け込みで食べに行ってきました。パティを増量しているバーガーといえばマクドナルドの「ダブルクォーターパウンダー」もかなりのものですが、パティ7枚とは前代未聞。そもそも、口に入るのかという疑問が……。

レビューは以下から。
Windows7 WHOPPER　BURGER KING：バーガーキング

関西には店舗がないのが残念なバーガーキング。

ちょっと気合いを入れすぎて、開店前に到着。

と、思ったらすでに行列が。みんなワッパーが好きなんですね。

注文完了、いちおう朝っぽくセットにしてみました。バーガーは特別価格の777円です。

さすがに朝イチからパティ7枚使用するバーガーは負担が大きいようで、しばしの待ち時間。腹をくくるためにちょうどいい時間です。

「Windows7 WHOPPER」が到着しました。

Windows7ステッカー付き。ステッカーは在庫が無くなり次第終了してしまうそうです。

高さはペン1本分ぐらい。これにかぶりつけと…？

「おう、食えるものなら食ってみろよ」と言わんばかりのふてぶてしい姿。

ハンバーガー好きなら狂喜乱舞しそうな肉の厚さ。もう見た目だけでお腹いっぱいです。

一番上のバンズを外したところ。トマトが二切れ、レタス、タマネギ、ピクルスが乗っており、この下にパティが7枚続きます。

いざ目の前にバーガーが置かれても、どこから挑めばいいのかしばし悩みます。これだけのバーガーだと重量も相当なもので、持ち上げると崩れてしまいそう。

あえて、サイドメニューのBKテンダース(290円のところ特別価格150円)から食べるというのも手かなと思いましたが、バーガーのボリュームを考えるとヘタな手は打てません。

挑戦開始。味のイメージは普通のワッパーだと考えてもらって間違いありませんが、肉の厚さが尋常ではないため口の中はほとんど肉汁味。おそらく、成人男性が大口を開けてかぶりついても上のバンズから下のバンズまでを噛み切ることは不可能でしょう。かといって、味のある部分や具材はすべて最上部に固まっており、上下に分けてしまうと下の部分は肉汁を吸い込んだバンズとパティしか残らないという有様。とにかく真っ直ぐに「掘り進めていく」感じです。

途中、さすがに肉の味に飽きてきたので、BKテンダースのマスタードソースを塗りました。これがかなりの助けとなり完食への道標となったので、「ワッパーの量がすごいからサイドメニューはやめておこう」と考えるよりも「サイドメニューを増やすことでいろいろな味を楽しめるようにしておこう」と考えるべきなのかも。

半分も食べ進めないうちに「もう、ゴールしてもいいよね」とバーガーを置いてしまいたくなります。あまりにデカすぎ、あまりに重すぎるこのワッパー、朝一番にはヘビーで、かといってお腹の空いた時間に食べたとしてもかなり時間がかかる代物でしょう。決して「ファストフード」ではありません……。

悪戦苦闘を続けること約1時間……。ようやく全てを腹の中へ収めました。大食いメニューを食べに来たわけではないのに、なんだかとても疲れました。

これで1年分のハンバーガー分は補給できたのではないかという満腹感を得られました。友人や知人を複数人連れてきてWindows7ワッパーを1つ注文し「すげー」などと言いながら食べるのはアリですが、二人で来て二人ともWindows7ワッパーを注文するというのは愚行でしょう……。もしパティが7枚食べたいのだとしても、その時はWindows7 WHOPPERではなく、普通のワッパーを7つ注文した方がたぶんおいしく食べられます。