データ復旧されないように使用済みのHDDを熱処理しようと試みるムービー
使用済みのHDDや壊れたHDDをそのまま捨ててしまうと、データ復旧されて機密情報がもれてしまうという可能性が残ります。そうした情報流出を防ぐための手段のひとつとして、物理的にHDDを破壊してしまうという方法があるのですが、それを突き詰めてテルミット法で融解させた高温の金属を流してHDDの処理をしようと試みているムービーがあります。
詳細は以下から。
まずはテルミット反応を起こすため、アルミニウムと酸化鉄などを混ぜ合わせます。
YouTube - Drive Overkill: Thermite-Based Data Security
点火。下には使用済みHDDが置かれています。
そして激しく反応。
花火のような派手さです。
反応後の中身はこんな感じに。
さらに夜にも実験をしています。
周囲は昼間のように明るくなっていました。
この時の様子は写真でもあり、詳細が分かるようになっています。
MobileMeギャラリー - Drive Burn
火の出ているHDD。
いかにも熱そうな赤い輝きが見えます。
処理後はこんな感じに。これでもうデータ復旧はできないはず。
データ復旧させないという目的を達成するためには有効な手段かもしれませんが、非常に危険なのでマネはしないようにしてください。
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