ハードウェア

日立と東芝が提携、HDDの記録容量を10倍以上に引き上げる新技術を開発へ


HDD市場で国内大手の日立と東芝が提携し、HDD(ハードディスクドライブ)の記録容量を10倍以上に引き上げる技術を開発することが明らかになりました。

すでに光ディスク分野において日立や三菱化学がBlu-rayの40倍以上の大容量を実現した次世代光ディスクの開発に着手することが明らかになっていますが、生き残りをかけてメーカー同士が連携する風潮は強まっているようです。

詳細は以下から。
日立・東芝、HDD容量を10倍に 映像1年分を記録 ビジネス-最新ニュース:IT-PLUS

日本経済新聞社の報道によると、日立と東芝は共同でHDDの記録容量を大幅に引き上げる新技術の開発に乗り出すそうです。


これは既存の技術では倍増が限界と言われていたHDDの記録容量を、ナノテクノロジーを駆使して2012年度までに10倍以上に高めるというもので、新技術を武器に最大手メーカーのSeagateやWestern Digitalに対抗する予定。

新たに開発された技術を採用したHDDをハードディスクレコーダーなどに搭載すれば、フルハイビジョン画質で1年間分の映像を記録することが可能となるほか、データセンターの消費電力を2割以上減らせるとのこと。

現在の最大容量は2TBとなっているHDDですが、はたして「10倍以上」とはいったいどれだけの容量を指しているのでしょうか。もし本当に20TBのHDDなどが登場するのであれば、まさに革新的な技術と言わざるを得ませんねこれは…。

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in メモ,   ハードウェア, Posted by darkhorse_log

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