NTTドコモ、ソニー製の「Android」モデルなどスマートフォン2機種を発売か
ソニーがGoogleの携帯電話向けOS「Android」を採用した「Rachael」というコードネームで呼ばれる高性能なスマートフォンを開発中であることが明らかになっていますが、NTTドコモがソニー製Androidスマートフォンを発売する意向であることが明らかになりました。
従来の「90X」「70X」シリーズという型番を「SMART」「STYLE」「PRIME」「PRO」の4つのシリーズに刷新して以来、NTTドコモから一度もソニー製の携帯電話が発売されていないため、ソニー製端末を待ち望んでいたユーザーには朗報かもしれません。
詳細は以下から。
NTTドコモ、スマートフォン拡充 「グーグル携帯」などモバイル-最新ニュース:IT-PLUS
日本経済新聞社の報道によると、NTTドコモは現在4社からスマートフォンを調達していますが、新たに2社から新機種を調達するそうです。
新たに調達を予定しているのはSamsungと、ソニーグループの携帯電話メーカーであるソニー・エリクソンで、SamsungからはOSにマイクロソフトの「Windows Mobile」を採用したモデルを調達するほか、ソニー・エリクソンからOSにGoogleの「Android」を採用したモデルを調達するとのこと。
なお、2008年度の日本市場の携帯電話出荷台数は前年度比で3割減るなど、縮小傾向にありますが、スマートフォンは前年度比で5割増えている成長分野であるため、品ぞろえを強化してシェアの拡大と収益力の向上を目指すとされています。
スマートフォンは市場規模の割に開発にかかるコストが高いため、メーカーへの負担が大きいという側面もありますが、フルブラウザを搭載するなど高機能を実現していることから、ユーザーが定額通信料の上限までパケット通信を利用してくれる可能性が高いことを考えると、携帯電話会社にとっては積極的に導入するメリットがあるのかもしれません。
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