平均的な大人は1日に3つ何かを忘れる
「洗濯物を取り込むのを忘れた」「眼鏡をどこに置いたか忘れた」「携帯を充電するのを忘れた」といったうっかり系から「彼女の誕生日を忘れていた」「キャッシュカードやクレジットカードの暗証番号を思い出せない」といった面倒な事態に発展しかねないものまで、何かを「忘れて」しまったという経験は日常生活の中で誰にでもあるのではないでしょうか。
平均的な成人は一日に3回何かを忘れるということが、ある調査から明らかになりました。また男性のほうが女性より物忘れをしやすいという結果も出たそうです。
詳細は以下から。Adults forget three things a day, research finds - Telegraph
イギリスのNational Lottery(宝くじ)が行った調査によると、イギリスの人口約6000万人のうち、毎日1500万人程度がコーヒーや紅茶をカップにいれたまま飲むのを忘れ、すっかり冷めたころに気付くという経験をするほか、家や車の鍵をどこへ置いたか忘れる人も同じくらいいる計算になるそうです。また、買い物に行って何を買うつもりだったのか忘れる人、洗濯機を回したあと洗濯物を乾かすのを忘れる人は共に1200万人程度とのこと。
成人男女2000人を対象にしたこの調査では、男性が1日平均3.5回何かを忘れるのに対し、女性の平均は2.5回だったそうです。回答者の25%が重要な予定を忘れた経験があり、6%がパートナーの誕生日を忘れたことが原因で別れたことがあるとのこと。自分が「忘れっぽい」と認める人は4人に1人となっているそうです。
National Lotteryのスポークスマンは「現代人は仕事やプライベートが忙しすぎて、覚えておかなければいけない事物の多さが手に負えなくなっています。毎日の生活のなかで重要な情報を忘れないためにはパソコンや電話、手帳などが役立ちます。紅茶が冷めるのを防ぐことはできませんが」と語っています。
アンケートによる「よくある物忘れ」ランキングは以下の通り。共感できる人も多いのではないでしょうか。
1位:紅茶が熱いうちに飲むのを忘れる
2位:鍵を置いた場所を忘れる
3位:何を買うために店に来たのか忘れる
4位:洗濯物を洗濯機の中に忘れる
5位:料理の前に材料を解凍しておくのを忘れる
6位:携帯電話やiPodを充電するのを忘れる
7位:子どもの前で言葉遣いを抑える(F*ckとか言わない)べきなのを忘れる
8位:トイレットペーパーの交換を忘れる
9位:車を駐車した場所を忘れる
10位:友人の子どもの誕生日を忘れる
11位:植物に水をやるのを忘れる
12位:自分の年齢を忘れる
13位:友人の誕生日を忘れる
14位:テレビ番組の録画を忘れる
15位:パンを焼いていることを忘れて焦がしてしまう
16位:ちょっとしたお礼状を書くのを忘れる
17位:友人の子どもの名前を忘れる
18位:牛乳を買い忘れる
19位:車に鍵をかけ忘れる
20位:財布をどこに置いたか忘れる
21位:料理をオーブンに入れたまま忘れる
22位:宝くじを買い忘れる
23位:トイレの便座を下げ忘れる
24位:洗濯物をとりこむのを忘れる
25位:水道の蛇口をしめ忘れる
重要な日時やイベントを忘れないための対策としては、メモを書いて家のあちこちに張っている人が最も多く、壁のカレンダーに書き込んだり携帯電話のリマインダーを使うという人も多かったそうです。
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