居酒屋によくあるカリカリの「鶏皮せんべい」を10分以内に60円で作る
鶏の皮を捨ててしまう人がよくいますが、実にもったいない。鶏皮はそれだけでもちゃんと売られているぐらいなので、きちんと調理すればかなりおいしい。
というわけで、居酒屋によくあるカリカリの「鶏皮せんべい」を10分以内に作るレシピです。とことんまで簡単に作ることを前提にしており、予算もわずか60円。
とりあえずそろえるものは「フライパン」「さいばし」「鶏皮」。あとは味付けに少量の塩こしょう程度です。包丁もまな板も不要。思っているよりもはるかに簡単に完成します。
用意するのは鶏皮。172グラムで60円。近所のスーパーで購入。鶏皮以外に脂身部分も入っているのでちょっとお得かも。もちろん鶏肉を購入した際にくっついてくる皮をはがして自分で適当な大きさに切るというのもありです。
これが中身
ぷにぷにしていればOK、品質に問題なし
で、まずは強火でフライパンを10秒ほど温めます。油はひきません。
それから鶏皮をおもむろに投入、どさっとな。火加減はそのまま。
ムービーで見てみましょう、最初はこんな感じです。
そのうち脂が出てくるので、強火でも焦げたりはしない
いい感じに脂が出てきました
この程度の焦げ目が付いたら、ひっくり返しましょう
やがてこのような香ばしい色になってきます。火加減もこの段階で調節して弱くしておきましょう。中火よりも少々弱い程度で維持しておきます。あとは好みの色になるまで火を通すだけ。正直、うまくつくれば5分で終わります。かなりお手軽。
お皿にそのまま出してもいいのですが、かりっとした食感をさらに楽しみたい場合には、キッチンペーパーを2枚ほどお皿の上に出しておきます
こうやってペーパーの上にのせて、余計な脂を切ります
アップにしてみるとこんな感じ
あとは塩こしょうすれば完成。もちろんそのままでもおいしい。
とりあえずこのレシピで作ることができるようになったら、次は自分の創意工夫でいろいろと付け加えてみると楽しいことになります。はっきり言って、居酒屋でこれを頼むのはあまりにも割高すぎる気分になれます。
また、この残った脂を捨てるのはアウト。このまま野菜炒めなどに使うと、鶏のだしや風味が実によく染み通るものすごくおいしい料理が完成します。チャーハンなどを作ってもかなりいける。放っておくと冷えて固まってきますが、もう一度火を入れればそのまますぐに溶けるので、その日のうちに作るのであればこのまま放置でも問題ないです。
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