メモ

地球上にある一番大きい電波望遠鏡の写真


プエルトリコにあるアレシボ天文台の電波望遠鏡は直径が305メートルもあり世界で一番大きい電波望遠鏡です。地球外知的生命体探査との関わりが深く、1974年にはM13ヘメッセージが送られたそうです。


詳細は、以下から。空から見たアレシボ天文台。
Arecibo Observatory on Flickr - Photo Sharing!


レシーバーがつるされています。下にある巨大な反射鏡は動かすことができないが、このつるされているレシーバーは動かすことは可能。
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レシーバーのアップ。このレシーバーは約900トンもの重量があり、18本のケーブルで地上150メートルの高さにつるされています。
Arecibo Observatory on Flickr - Photo Sharing!


レシーバーを支える鉄塔。
DSC01206.JPG on Flickr - Photo Sharing!


グーグルマップからでもはっきりと見ることができます。かなり大きいことがわかります。

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アレシボ天文台 - Wikipedia

直径305mの球面反射面がカルスト地形の窪地を利用して造られ、3本のマストで高さ150 mに受信機がつり下げられている固定式のアンテナです。レーダーとしても使用でき、小惑星などの観測にも利用されています。


地球外知的生命体探査との関わりが深く、1974年にはM13ヘメッセージが送られました(アレシボ・メッセージ)。1999年から行われているSETI@homeにおいてはアレシボ天文台で受信された電波データの解析が行われています。

冷戦時代には、月面反射したソ連などからの電波を受信するのにも使われたことがあるようです。

また歴史的に見ても重要な発見も多く、1964年に水星の自転周期が59日であることを発見、1974年に最初の連星パルサーPSR B1913+16を発見などいくつかの発見を行っています。

なお、年間800万~1000万ドル(約9億1000万円~11億4000万円)の維持費の捻出ができなければ2011年には閉鎖してしまうらしい。映画「コンタクト」や「007ゴールデン・アイ」でも出てきた有名な場所だけに、もったいないですね……。

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in メモ, Posted by darkhorse_log

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