レビュー

全自動作曲可能な「Adobe Soundbooth」パブリックベータ版


2007年2月28日まで無償で利用でき、Windows版とMacOS版があります。ノイズの修正やマスタリング、Flash向けサウンドの効率的な作成など、オーディオ編集に関するいろいろな作業が簡単にできるだけでなく、指定した時間に合う曲を自動的に生成するというものすごい機能があります。曲の雰囲気も指定できるので、おだやかな曲から激しい曲までいろいろなパターンで生成可能。イントロを抜くといった細かい指定もできるので、かなり使えます。

というわけで、どんな感じなのかダウンロードして早速使ってみました。ユーザー登録とかそういうのは不要で、なおかつ実際に自動作曲用のお試しサンプルファイルも一緒にダウンロードできます。
本体のダウンロードは以下のサイトの一番下から。

Adobe Labs - Downloads Adobe Soundbooth Prerelease

また、以下のページから自動作曲に使うファイルをダウンロードして解凍しておきましょう。「New York Night」「River of Unreality」「Slow Dirty Funk」の3つです。


Adobe Labs - Adobe Soundbooth

まずは「Setup.exe」をクリックしてインストーラを起動、「Next」をクリック


「Install」をクリック


インストール終了まで待ちます


「Finish」をクリック


で、起動します…起動中はこんな画像が表示されます


これが初期起動画面。録音とかサウンド編集とかは他の類似ソフトと同じです。


最大の注目点である自動作曲を実行するには、左ペインの中にある「Tasks」→「Create Music」→「Browse Scores」をクリック


今回は「NewYorkNight」を指定することにします。「NewYorkNight」フォルダの中にある「NewYorkNight.sbst」ファイルを選んで「開く」をクリック


こんな感じで表示されます


「Variation」から秒数を指定できます


曲調は「Preset」から選択可能。「smooth」だとおだやかな感じで、「high」だともっとはっきりした曲になります。


また、「Include」からイントロなどを入れるかどうかの指定が可能


さらに「Export」をクリックすれば指定した形式で出力可能。WAVEファイルにして保存とかもできます。


音楽のフォーマットやビットレートも出力時に指定可能。ムービーなどと曲を合わせることが前提になっているので、映像フォーマットの指定もありますね。


出力中……


出力後は自動的に読み込まれてこんな感じで表示されるので、さらに編集が可能。このあたりの連携がスムーズにできるのはかなりポイントが高い。


例えばフェードインさせたい場合は左上の四角をドラッグすればリアルタイムにグニューンと波形が変化してくれるので直感的な指定が可能。逆方向にある右上の四角であればフェードアウトになります。


右下にはボタン一発でノーマライズできるボタンや、0.1db単位で上げ下げする機能もあります


あと、波形表示もこんな感じで可能、面白い


実際にはどれぐらいの価格になるのかは不明ですが、もうちょっといろいろな機能がこなれていけばそれなりに使えるソフトになるのではないかと。Flashムービーとの連携が完全に可能になっているので、Flashを音楽と合わせたいという場合には絶大な威力をほこる可能性あり。特に今回メインで注目した作曲機能はAdobe Premiereと連携するサードパーティー製で超有名なソフトが海外製で既に存在しているとはいえ、ここまで手軽に扱えること、統一されたインターフェースでスムーズに連携できることなどを考慮すれば十分にアピールできるはず。売れ行きは、使用できるロイヤリティフリーな音素材をどれぐらい同梱するかにかかってくるのではないかと。DVD2枚分ぐらい同梱してくれるのであれば、自動作曲ソフトとしてだけのために買う人も出てくる可能性あり。適度な長さの曲でそれなりに聴くことができて雰囲気もある程度操作できるというのはかなりアドバンテージが高いはずなので。さて、製品版では最終的にどうなるのでしょうかね?

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in レビュー,   ソフトウェア, Posted by darkhorse_log

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