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Appleがついに公式サイトでイヤホンを使いながら充電が可能になるアダプターを販売


iPhone 7からiPhone本体にはイヤホン用の3.5mmコネクタがなくなりました。これによりLightningポートが充電用コネクタとイヤホン用コネクタの両方の役割を兼任することとなり、端末を充電しながら有線イヤホンを使うことはできなくなっていたのですが、Apple公式のオンラインストアでイヤホンを使いながら端末を充電できるようになる3.5mmコネクタとLightningポートを搭載したアダプタが販売されるようになっています。

Apple now sells an iPhone dongle with a headphone jack and charging port - The Verge
https://www.theverge.com/circuitbreaker/2017/10/1/16393078/apple-belkin-rockstar-iphone-adapter-headphone-lightning

3.5mmコネクタとLightningポートを搭載したアダプタはBelkinの「3.5mm Audio + Charge Rockstar」という製品で、海外ニュースメディアのThe Vergeによると2017年9月からAppleの公式サイト上で購入可能になったそうです。


これまでにもBelkinはLightningポートが2つ搭載されたアダプタを販売していたのですが、端末の充電と3.5mmジャックのイヤホンやヘッドホンを同時に使用したい場合は、このアダプタにApple純正の3.5mm変換アダプタを挿して使用する必要がありました。しかし、「3.5mm Audio + Charge Rockstar」の登場により、2つのアダプタをつなげて使用する必要はなくなったというわけ。

カスタマーレビューでの評価はそれほど高くありませんが、そのほとんどはケースをつけたままだと使用できないなどの批判であり、実際に購入して使用しているThe Vergeのライターいわく「問題なく使用可能」とのこと。ただし、ケーブル部分が太いので、Apple純正の3.5mm変換アダプタのような曲げやすさはないそうです。


「3.5mm Audio + Charge Rockstar」のLightningポートは端末を同期・充電するためのものなので、イヤホンジャックとして使用することはできません。よって、Lightningポート経由で使用する外部マイクなどのアクセサリーも「3.5mm Audio + Charge Rockstar」では使用することができません。

また、The VergeのライターもメインではBluetoothイヤホンなどを使っているそうで、「3.5mm Audio + Charge Rockstar」はスマートフォン用のアダプタとしては「大きく不格好な点」や「アダプタとしては高価な点」が気に入らないとしています。なお、Amazonなどで検索すれば「Made for iPhone」マークのないより安価なアダプタを見つけることも容易ですが、それらの場合、将来的なiOSのアップデートで使用できなくなる可能性があるとThe Vergeは指摘しています。


なお、「3.5mm Audio + Charge Rockstar」は日本のApple公式サイト上からも購入可能で、価格は税別4280円です。

Belkin 3.5mm Audio + Charge Rockstar - Apple(日本)

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in モバイル,   ハードウェア, Posted by logu_ii

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