Kickstarterが2017年中に日本上陸、日本からクラウドファンディングのプロジェクトが作成可能に
「クラウドファンディング」を世に知らしめたといっても過言ではないアメリカ生まれのKickstarterが、設立から8年目にしてようやく日本からのプロジェクト作成に対応することが判明しました。
Kickstarter In Japan — Kickstarter
https://www.kickstarter.com/japan
公開されたばかりの「Kickstarter In Japan」と題されたページには「Kickstarterが日本にやってきます。日本のクリエーターも今年、Kickstarterでプロジェクトを立ち上げられるようになります。詳細を受け取るには以下にメールアドレスを入力してサインアップしてください」という短い記載がある状態。実際にサインアップしてみましたが、記事作成時点ではまだ新しい情報は配信されていない模様でした。
KickstarterのTwitterアカウントでも「お楽しみに!」というメッセージとともに日本からのプロジェクト立ち上げ対応がアナウンスされています。
Big news! Creators in Japan will be able to launch projects on Kickstarter this year: https://t.co/RrKup5ohGQ
— Kickstarter (@kickstarter) 2017年5月17日
お楽しみに! pic.twitter.com/TDRqXgne6P
これまででもKickstarterには日本からプロジェクトに出資することは可能でしたが、プロジェクトを自分で立ち上げるためには海外の現地住所や口座、IDなどが必要なために個人で対応することが非常に難しく、手続きを代理してくれる業者などに委託するなどの方法がとられていました。しかし今回の措置によって、ついに日本に居ながらにしてKickstarterのプロジェクトを立ち上げて世界にアイデアを発信することができるようになりそうです。
Kickstarterの広報担当者はThe Vergeの取材に対して「何年もの間、日本やその他の国からは多くのクリエイターがパートナーを通じてKickstarterでプロジェクトをローンチしてきました」と語っているとのこと。日本からも世界最大級のクラウドファンディングサイトでプロジェクトを発信できるようになる日もそう遠くなさそうです。
・関連記事
「Kickstarter」へ出資してゲットする方法&出資しまくった経験からわかった注意点まとめ - GIGAZINE
Kickstarterの出資総額が1000億円を突破、日本からは7億3000万円・約2万5000人も出資済み - GIGAZINE
Kickstarterでこれまで最も多くの出資額を集めたプロジェクトは何か? - GIGAZINE
ポテトサラダへの出資を募集したところKickstarterで目標額の3000倍以上が集まる - GIGAZINE
AmazonがKickstarterで成功した製品を集めた「Amazon Exclusives」ストアを開店 - GIGAZINE
なぜ「サイフ」のプロジェクトがKickstarterにはやたらと多いのか? - GIGAZINE
クラウドファンディングサイトのKickstarterを使って460万円を1600万円にした話 - GIGAZINE
「Kickstarterで出資すると本当に製品は届くのか?」、Kickstarterが失敗率を調査したフルレポートを公開 - GIGAZINE
ネットで有志から資金を集める「Kickstarter」と「Indiegogo」で圧倒的な差がついていることが判明 - GIGAZINE
・関連コンテンツ