犬のパントマイムを見ているかのような映画「リメンバー・ミー」のショートクリップ「Dante’s Lunch」
「トイ・ストーリー」や「ファインディング・ニモ」を生みだしてきたディズニー・ピクサーの最新作「リメンバー・ミー」(原題:Coco)に登場する犬・ダンテのちょっとした物語を描いたショートクリップ「Coco - Dante's Lunch」がYouTubeで公開されています。ダンテの姿がいきいきと描写されていますが、そのデフォルメされた動きはまるでパントマイムを繰り広げているかのようです。
Coco – Dante's Lunch... A Short Tail - Official Disney Pixar UK | HD - YouTube
「Dante's Lunch」
ごはんを求めてゴミ箱を漁っていた空腹のダンテですが、これといったものは見つからず、バナナの皮を頭に乗せてぽけーっとした表情。
きょろきょろ周りを見渡して、骨が転がっているのを発見。
これ以上ないような喜びの表情を浮かべたダンテ。
その目には、骨はとても魅力的に映っています。
全身を使ってその喜びを表現しつつ……
「いただきます!」と大口を開けた瞬間、骨がさっと横へ逃げてしまいました。
「ん?」と驚きの表情。
にじり寄って、舌で骨をツンツン。
すると骨が逆襲。
逃げ出し始めた骨を、ダンテが追いかけていきます。
骨めがけて一直線のダンテは、人の食卓もお構いなし。
屋根の上まで追いかけていって、あとちょっと……!
落下しつつも、ようやく骨を確保。
よかったよかった、これで骨をしゃぶりつくせる……と思ったら、骨が抵抗して動いてくれません。
口からするりと抜けていこうとする骨。舌まで絡めて捕まえようとするダンテですが……
骨の方が強くて、ダンテが引っ張られることに。
勢いよく板塀を突き抜けていく骨とダンテ。
マスクやサボテンの屋台を突き抜け……
なおも骨に引っ張られるダンテ。
町外れまでやってきました。
おとなしくなった骨を、おそるおそるつついてみるも反応はなし。
ようやくかと、再び口を開けたダンテ。……その結末は、ぜひムービーで確認してください。
可愛らしいダンテのアクションは見ていて飽きず、本編での活躍にも期待です。
映画「リメンバー・ミー」(原題:Coco)の監督は「トイ・ストーリー3」のリー・アンクリッチ。日本では2017年12月23日公開が決定しています。
なお、予告編は以下のような感じ。
Coco Official US Teaser Trailer - YouTube
「音楽に呪われている」という考えを持つ家に生まれた少年ミゲル。こっそりと歌手エルネスト・デ・ラ・クルスに憧れを抱いています。
自作らしい「ベスト・オブ・デ・ラ・クルス」のビデオを見ては……
デ・ラ・クルスの弾くギターを真似しています。
顔がちぎり取られ、ギターを持った手の部分が裏に折り返された写真。
デ・ラ・クルスのお墓に忍び込んだらしいミゲル。
デ・ラ・クルスのギターはピカピカ。
音を鳴らすミゲル。
見つかってしまって、怒られる……?
次々と人がやってきますが……
ガイコツのようなご婦人。
びっくりして叫んでしまうミゲル。
ご婦人もそんなミゲルにびっくり。
メキシコには死者の日という祭りがありますが、ミゲルは本当に「死者の国」に足を踏み入れることになります。
ミゲルを待ち受けるものとは……?
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